「愛がないなら」(礼拝メッセージ2020/08/09)


コリント人への手紙第1の後半は、聖霊様の賜物、愛、死者の復活、エルサレム教会への献金、兄弟姉妹へのあいさつなどが記されています。そのなかで、人にとって最も大切な3つのことが教えられています。



1.聖霊様の賜物
皆の益となるために、一人ひとりに御霊の現れが与えられているのです。・・・知恵のことば、知識のことば、信仰、癒やしの賜物、奇跡を行う力、預言、霊を見分ける力、異言、異言を解き明かす力、Ⅰコリント 12:7~11



私たちは、与えられた恵みにしたがって、異なる賜物を持っているので、・・預言、奉仕、教え、勧め、分け与える、指導、慈善・・ローマ12:6~8



聖霊様の賜物は神様がすべてのクリスチャンに与えて下さっている尊いものです。パウロも「あなたがたみなが異言、預言することを願います。」(Ⅰコリント14:5)と言っています。しかし、それは個人が称賛されるためのものではありません。皆の益となり、教会が成長するためのものです。



2.死者の復活
私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。・・・私たちの罪のために死なれたこと、・・・三日目によみがえられたいこと。・・・ Ⅰコリント 15:3~6(15:12)



私たちが信ずべき大切なことは、リアルにイエス様が私たちの罪のために十字架で死なれて三日目に復活されたことです。
ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。Ⅰコリント 15:52



さらにパウロは、信じる私たちのリアルな復活についても知らずにいてほしくないと言っています(Ⅰテサロニケ4:13~18)。
私たちが信ずべきもう一つの大切なことは、携挙によってイエス様とお会いし、後の世において永遠にイエス様とともにいることです。



3.愛がないなら無に等しい
私が山を動かすことのできるほどの〔十分な〕信仰を持っていても、愛〔私のうちにある神の愛〕を持っていないなら、私は無に等しい者〈無益なつまらない者〉です。・・・自分のからだを焼かれるために〈自分の栄光のために〉渡しても、愛〔私のうちにある神の愛〕を持っていないなら、私にはなんの益にもならないのです。Ⅰコリント13:2,3(詳訳)



「愛の章」と言われるⅠコリント13章では、どんなにすばらしい信仰や奇跡の賜物や自己犠牲があっても、自分のうちに神様の愛がなければ、存在そのものが全否定されると教えています。しかし、私たちは、神様と兄弟姉妹に愛され、神様と兄弟姉妹を愛しています。



愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた、互いに愛し合うべきです。 Ⅰヨハネ 4:11
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