主イエスさまの道(礼拝メッセージ2011/01/09)

イエスは彼に言われた。「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」すると、その人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した。ところが、その日は安息日であった。
 そこでユダヤ人たちは、そのいやされた人に言った。「きょうは安息日だ。床を取り上げてはいけない。」
 しかし、その人は彼らに答えた。「私を直してくださった方が、『床を取り上げて歩け。』と言われたのです。」 彼らは尋ねた。「『取り上げて歩け。』と言った人はだれだ。」しかし、いやされた人は、それがだれであるか知らなかった。人が大ぜいそこにいる間に、イエスは立ち去られたからである。
 その後、イエスは宮の中で彼を見つけて言われた。「見なさい。あなたはよくなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないともっと悪い事があなたの身に起こるから。」
 その人は行って、ユダヤ人たちに、自分を直してくれた方はイエスだと告げた。    ヨハネ 5: 8~15

 主イエス様は大きな愛と憐れみによって彼を救い出して下さいました。ユダヤ人たちの反対に遭い、迫害されることを分っていながらそうしました。それが、父なる神様のお心であり、イエス様の使命だったからです。
 そして、良くなった彼に今後悪いことが起こらないように忠告されました。「罪から離れる」ように。

 あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。
 そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。               Ⅰペテロ 2:21~25

 私たちも主イエス様の大きな愛と憐れみによって救い出されました。せっかく救われたのに罪(イエス様の言うことをきかない)によってまたもとのイエス様を信じる前の生活に戻るならば、もっと悪いことが起こります。イエス様はやさしく忠告してくださっています。
 私たちは、たましいのいやしをいただき牧者のもとに帰りました。過去の心の傷が残っているのではなく、すでにイエス様の十字架の死と復活によっていやされているのです。両親や環境のせいにして恨みと赦せない心を持ち続けてはいけません。
 自分がイエス様によって完全に赦されたように、私たちも隣人を赦し、隣人から赦していただきましょう。すでに、イエス様の監督の下に入れられたのですから、間違った教えによって真理の道を踏み外さないようにしましょう。
 真理の道、それはみことばに従う道です。

 ①イエス様にすべての領域を明け渡す。
 ②自分の家にイエス様を歓迎する。
 ③教会を愛し、その指導に従う。パホーマンスではない、生きた信仰に生きることです。

 イエス様の御足の跡に従って行きましょう。

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