クリスマスは、世界中の人々が喜びと感謝に満たされる時です。この喜びは、神様がひとり子であり、救い主であるイエス様をこの世に誕生させてくださったことから始まっています。
1.この世界と歴史に介入された神様
だれもまだ神を見たことはない。ただひとりの比類のないみ子、ひとり子の神、み父のふところにおられる〔すなわち父に最も身近におられる〕かた、そのかたが神を現された〈啓示された。目に見えるように現された、神を説き明かされた《知らされた》〉。 ヨハネ 1:18(詳訳)
主よ 人とは何ものなのでしょう。あなたがこれを知っておられるとは。人の子とはいったい何ものなのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。人は息にすぎず その日々は影のように過ぎ去ります。
主よ あなたの天を押し曲げて降りて来てください。 詩篇 144:3~5
まさに、天地の創造主であるひとり子の神様(イエス・キリスト)が天を押し曲げてこの地上に降りて来てくださいました。だれにとっても思いもよらない不思議な出来事でした。
2.神様は愛を示された
まことに、神はそのひとり子〈比類のないみ子〉を惜しまずに与えることを〔さえ〕されたほどに世を愛された〈愛してたいせつにされた〉。それはみ子を信ずる〈信頼し、すがり、たよりにする〉者がだれも滅びないで〈破滅に至ることがなく、滅亡することがなく〉、永遠の〈いつまでも続く〉いのちを得るためである。ヨハネ 3:16(詳訳)
神様は、私たちを罪から救い出して永遠のいのちを与えるために、愛するひとり子を、罪深く残忍なこの世へ遣わしてくださいました。ここに私たちに対する神様の深い愛が明確に示されています。
3.私たちも証しする
そして〔さらに〕私たちは、み父がこの世の救い主〔として〕み子をおつかわしになったということを、自分自身で見て〔慎重に、またじっと目を注いで見て〕、あかしをするのです。Ⅰヨハネ 4:14(詳訳)
だれも〔いまだかつて〕一度も神を見たことはありません。しかし、私たちが互いに愛し合うならば、神は私たちのうちに住み〈生き、そしてとどまり〉、また神の愛〔本質的に神のものであるあの愛〕が私たちのうちに完成されます〈十分成長した状態になります。全行程を走り終えます、全うされます〉。Ⅰヨハネ 4:12(詳訳)
もしあなたたちが互いに愛し合うならば〈あなたたちの間で愛を表し続けるならば〉、それによって、すべての人があなたたちは私の弟子であることを知るのである」。 ヨハネ 13:35(詳訳)
ヨハネ1:18「だれも、いまだかつて一度も神を見たことはない」と同じフレーズが繰り返されています。ヨハネの福音書では、イエス様が神様を説き明かされましたが、ヨハネの手紙では、私たちが神様を現わす者となることが約束されています。私たちは神様の愛を証しします。