「教会での奉仕」(聖日礼拝メッセージ 2022/03/20)

 今日のテーマは、Ⅸ.教会生活「43.教会での奉仕」です。「奉仕」ということばは、「ボランティア」「やってあげている」イメージがありますが、本当の「奉仕」とは、神様に慎んで仕えることであり、兄弟姉妹や隣人に利害を離れて尽くすことです。

1.初代教会
 ①病気のいやし キリストの名によって・・・歩きなさい。使徒 3:6
 ②励まし バルナバはサウロを引き受けて、使徒たちのところに連れて行き、・・・彼 
      らに説明した。使徒 9:27
 ③祈りとみことば 私たちは祈りと、みことばの奉仕に専念します。使徒 6:4
 ④食事 食卓のこと・・・この務めを任せること・・・。使徒 6:3
 ⑤伝道 ピリポは・・・行き、人々にキリストを宣べ伝えた。使徒 8:5
 ⑥お世話 彼女は多くの良いわざと施しをしていた。使徒 9:36

 初代教会では、それぞれが与えられた賜物に従って主の働きを行い、互いのために仕え合っていました。

2.教会の成長のため(徳が高められるため:第3版)
 御霊の賜物を熱心に求めているのですから、教会を成長させるために、それが豊かに与えられるように求めなさい。Ⅰコリント 14:12

 それでは、兄弟たち、どうすればよいのでしょう。・・・そのすべてのことを、成長に役立てるためにしなさい。Ⅰコリント 14:26

 コリント教会では、霊的な賜物が無秩序に、自分自身を誇るために使われていたようです。みことばは、教会での賜物による奉仕が、自己満足や教会を支配するためにではなく、教会と兄弟姉妹の成長のためになるようにと命じています。そのために御霊の賜物を熱心に求めるべきです。

3.イエス様を模範として
 わたしはあなたがたの間で、給仕する者のようにしています。ルカ22:27
 
人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのと、同じようにしなさい。マタイ 20:28

 イエス様は、弟子たちや人々、そして私たちにただ仕えるために、ただ自分のいのちを与えるためにこの世界に来られました。
 イエス様は私たちに対して「わたしと同じようにしなさい」と命じられました。自分の満足や利益のためにではなく、教会と兄弟姉妹に役立つように、隣人の利益のために、自分の利益やプライドを犠牲にして仕えるように勧めています。あなたは何をもって、神様と兄弟姉妹と隣人に仕えますか。あなたも神様に賜物を熱心に求めてください。

 このように、キリストに仕える人は、神に喜ばれ、人々にも認められるのです。ですから、私たちは、平和に役立つことと、お互いの霊的成長に役立つことを追い求めましょう。 ローマ 14:18,19

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