「しもべのいやし」(聖日礼拝メッセージ 2023/07/16)

 今日は新約聖書の奇跡5「しもべのいやし」です。イエス様は、百人隊長の中風で苦しむしもべ(奴隷)を助けてほしいとの願いに応えて彼のしもべをいやすために出向こうとされましたが、「来ていただくのはもったいない。おことばをいただければいやされます。」との彼の深い信仰に感心し、しもべをいやされました。(マタイ 8:5~13)

1.百人隊長のやさしさ
 時に、ある百人隊長に重んじられていた一人のしもべが、病気で死にかけていた。百人隊長はイエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、自分のしもべを助けに来てくださいとお願いした。ルカ 7:2,3

 当時、イスラエルは100年にわたってローマ帝国に支配されており、この百人隊長もローマの将校でした。ほとんどのローマ将校は残忍で住民を軽視していましたが、この百人隊長はイスラエルの国民を愛し、ユダヤ人のために会堂を建設し、自分のしもべを大切にする珍しい将校でした。

2.百人隊長の信仰
 イエスにこう伝えた。「主よ。わざわざ、ご足労くださるには及びません。あなた様を、私のような者の家の屋根の下にお入れする資格はありませんので。ですから、私自身があなた様のもとに伺うのも、ふさわしいとは思いませんでした。ただ、おことばを下さい。そうして私のしもべを癒してください。」ルカ 7:6,7

 百人隊長は、ユダヤ人の会堂を建ててくれるような人ですから神様に対する信仰を元々持っていた改宗者のようです。また、イエス様に対しては、神様の元から来られた救い主であることや病気に対して権威を持っておられること、イエス様の発せられることばに力があることを信じていました。彼は自分が汚れた異邦人であるためユダヤ人の長老たちに託したようです。
 使徒の働き10:1~48には、同じくローマ人の百人隊長コルネリウスの祈りに神様が応えられ、ペテロを遣わしてバプテスマを授けたことが記されています。

3.イエス様が喜ばれる信仰
 しかし、彼女は言った。「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパン屑はいただきます。」そのとき、イエスは彼女に答えられた。「女の方、あなたの信仰は立派です。あなたが願うとおりになるように。」彼女の娘は、すぐに癒された。マタイ 15:27,28(9:22)

 イエス様は百人隊長の信仰を賞賛されました。異邦人でありながらユダヤ人たちよりもすばらしい信仰でした。邦人、異邦人に関係なく、イエス様を信じ切って、必ず良いものがいただけると貪欲に求める者を主は喜んでくださいます。私たちはどれくらい貪欲に求める心があるでしょうか。

 求めなさい(求め続けなさい)。そうすれば与えられます。探しなさい(探し続けなさい)。そうすれば見出します。たたきなさい(たたき続けなさい)。そうすれば開かれます。だれでも、求める者は受け、探す者は見出し、たたく者には開かれます。・・・ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。マタイ 7:7~11

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