今日は新約聖書の教え3「悪霊追放についての論争」です。イエス様は、口がきけなかった人をいやされました。しかし、人々は悪霊の力だと非難し、メシアの奇跡を要求しました。イエス様はご自身を信じて従い、内側から変えられ、聖霊様に満たされるように教えられました。
１．イエス様の悪霊追放と人々の反応
イエスは悪霊に取りつかれて口がきけない男から、悪霊を追い出してやりました。・・・しかし中には、意地悪く中傷する人もいました。「・・・なにしろやつは、悪霊の王ベルゼブル（サタン）の力をもらっているんだからな。」・・・ほんとうにメシヤ（救い主）なら、その証拠に、何か不思議な奇蹟を天に起こしてほしいとせがみました。ルカ11:14～16(LB訳)
イエス様の悪霊追放によるいやしによって、口がきけない人がしゃべれるようになり人々は大変驚きました。しかし、反対する人々は悪霊の力だと非難し、メシアならもっと大きな証拠を見せろと迫りました。
２．イエス様の教え
１）悪霊の力ではない
イエスは反論なさいました。「内乱の絶えない国は滅びます。争ったり、けんかばかりしている家庭も同じことです。・・・あなたがたの仲間にだって、悪霊を追い出す人がいるじゃないですか。・・・もう神の国があなたがたのところに来ている証拠です。」 ルカ 11:17～20（LB訳）
①内輪もめすればどんな国も家も立ち行かない。 （ルカ 11:17,18）
②悪霊追放を行うユダヤ教会の仲間も同じ （ルカ 11:19）
③完全なる解放・いやしにより神の国が到来（ルカ11:20,ヨハネ10:20）
２）メシアとしての証拠
わたしも、このヨナと同じような経験をします。それが、わたしをこの世の人たちのところへお遣わしになったのは神様だという、動かぬ証拠となるのです。ルカ 11:30（LB訳）（マタイ 12:38～42）
イエス様は「人々が自分に都合の良い証拠としての奇跡を求めるが、ヨナの奇跡以外は与えられない。証拠はすでにイエス様ご自身の存在によって示されている。ご自身はヨナよりソロモンより勝っている者である。」と説明されました。
３．イエス様に味方する者
私とともにいない者〈私の側に立たず、私を信じない者〉は私に逆らう者であり、私とともに集めない者〈私のわざに従事しない者〉は散らす者です。ルカ 11:23（詳訳）
１）神様の霊に満たされなさい。 （ルカ 11:24～26）
２）みことばを信じて実行する者は幸い。 （ルカ 11:27,28）
３）主の輝きを燭台の上に （ルカ 11:33～36、マタイ 5:15,16）
ランプをつけて、わざわざそれを隠す人がいますか？・・・澄みきった目は、たましいの中まで光をとおします。肉欲に汚れた目は、光をさえぎり、あなたを暗やみに閉じ込めてしまします。ルカ 11:33,34（LB訳）
