今日は使徒の働き20「第2回伝道旅行2（テサロニケ）」です。パウロとシラスは、ピリピを発ちアンピポリスとアポロニアを経由してテサロニケに入り会堂で教えました。多くの人たちが信仰に入りましたが、反対者たちが暴動を起こし、兄弟たちはパウロたちをベレアに送り出しました。ベレアでは熱心にみことばを受け入れる信者たちがいました。
１．テサロニケでは
パウロは、・・・聖書に基づいて彼らと論じ合った。そして、「キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならなかったのです。私があなたがたに宣べ伝えている、このイエスこそキリストです」と説明し、また論証した。彼らのうちのある者たちは納得して、パウロとシラスに従った。・・・ところが、ユダヤ人たちはねたみに駆られ、広場にいるならず者たちを集め、暴動を起こして町を混乱させた。使徒 17:2～5
パウロとシラスはテサロニケの会堂で、イエス様こそメシアであることを聖書から論証しました。福音を受け入れてイエス様を救い主と信じた人々は信仰に入りましたが、ユダヤ主義者たちは暴動を起こしてパウロたちに強硬に反対しました。
２．ベレアの信者たち
・・・二人はユダヤ人の会堂に入って行った。この町のユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。それで彼らのうちの多くの人たちが信じた。・・・使徒 17:10～12
パウロたちはベレアでも会堂で福音を伝え、多くの人がイエス様を救い主として信じ受け入れました。彼らは素直で熱心な人たちだったので自ら聖書を調べて強い確信に至りました。伝えられた福音を疑いなく素直に信じる信仰も、聖書を調べて拠りどころとすることも大切です。彼らは旧約聖書の次の個所を読んだのかもしれません。
〔誕生〕「さあ、聞け、ダビデの家よ、・・・見よ、処女が身ごもっている。そして男の子
を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ」イザヤ 7:13,14
〔十字架〕わが神わが神 どうして私をお見捨てになったのですか。詩篇22:1
〔復活〕あなたは私のたましいをよみに捨て置かず あなたにある敬虔な者に 滅びをお
見せにならないからです。詩篇 16:10
３．聖書を調べる
あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思って、聖書を調べています。その聖書は、わたしについて証しているものです。それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません。ヨハネ 5:39,40
聖書はイエス様、父なる神様、聖霊様、救い、さばき、信仰、未来、クリスチャンの生活などすべてを網羅しています。毎日聖書を読みましょう。
ですから兄弟たち。堅く立って、語ったことばであれ手紙であれ、私たちから学んだ教えをしっかりと守りなさい。Ⅱテサロニケ 2:15
