五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。 使徒の働き 2: 1~4
旧約聖書では、「七週の祭り」「刈り入れの祭り」と呼ばれて、過越しの祭りに続く種を入れないパンの祭りで大麦の初穂をささげてから七週間後、50日目の祭りである。
この日、弟子たちはイエス様から命じられたとおりに、エルサレムにとどまって聖霊様が与えられるのを待ち望んでいた。
聖霊降臨には次のような意味がある。(新キリスト教辞典)
①十字架と復活の一連の贖いのわざの完了と終結を意味する。
Ⅰコリント5:7
②霊的刈り入れの始まり。 使徒2:4~13
③聖霊様がイエス様の臨在の代わりに内住くださった。
ローマ15:19、Ⅰコリント2:4、ヘブル2:4
④律法が信じる者の心の内に刻まれた。 ヘブル8:10
⑤神の霊が人々に注がれた。 使徒2:33,39
私は、キリストが異邦人を従順にならせるため、この私を用いて成し遂げてくださったこと以外に、何かを話そうなどとはしません。キリストは、ことばと行ないにより、
また、しるしと不思議をなす力により、さらにまた、御霊の力によって、それを成し遂げてくださいました。その結果、私はエルサレムから始めて、ずっと回ってイルリコに至るまで、キリストの福音をくまなく伝えました。 ローマ 15:18,19
神様がとこしえからとこしえまで変わらない様に、ペンテコステの時の聖霊様は、今、私たちの内に宿っている聖霊様と変わらないお方です。私たちを慰め、励まし、助け、共に働いてくださるお方です。その働きは、霊的な収穫をもたらすものです。ペンテコステを祝うとともに、収穫のために働いてくださる聖霊様を歓迎して、共に収穫を喜び合う者となりましょう。