「人は本当は何も知らない」(礼拝メッセージ2012/08/26)

 あなたはいっさいを行われる神のみわざを知らない。  伝道者の書 11:5

 人は、あたかも何かを知っており、人生の何たるかを知っているかのように思い違いをして生きようとしています。
 自分自身のこと、家族との関係、隣人との関係、仕事や生活のこと、将来のこと、死後のこと、人生の価値観、人生の規範、神様・イエス様・聖霊様・聖書のことなどなど、自分の経験と教えられ学んだことによって、いろんなことを知っていると思い込んで行動します。
 しかし、人は聖書と聖霊様によらなければ何一つ知ってはいないし、何も持ってはいません。
 自分自身の判断で「こういう生き方がベストだ」「この程度の生き方でイエス様の祝福をいただけるんだ」「この判断がベストだ」「この程度の服従でいいんだ」「将来のことはこの生き方でいいんだ」などと考えています。
 みことばは私たちに勧めます。

 1)将来について備えをせよ。 

 あなたのパンを水の上に投げよ。
 ずっと後の日になって、
 あなたはそれを見いだそう。      伝道者の書 11:1

 2)努力を怠るな。

 朝のうちにあなたの種を蒔け。夕方も手を離してはならない。  伝道者の書 11:6
 
 3)神を恐れよ。

 もうすべてのことは、言い尽くされた。神を恐れ、神の命令に従いなさい。これが人間の本分である。(現代訳)        伝道者の書 12:13

 結局、私たちを生かして下さっているお方のおことばに従うことが最も良いことです。主の命令を守ることです。

 もし、私たちが神の命令を守るなら、それによって、私たちは神を知っていることがわかります。神を知っていると言いながら、その命令を守らない者は、偽り者であり、真理はその人のうちにありません。                    Ⅰヨハネ2: 3,4

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