神は人を正しい者に造られたが、人は多くの理屈を捜し求めたのだ。 伝道者の書 7:29
歴史上最も知恵と知識に富んだソロモン王が、あらゆる経験を通して今、私たちに3つの忠告を与えます。
1)過去をうらやんではならない。
「どうして、昔のほうが今より良かったのか。」と言ってはならない。このような問いは、知恵によるのではない。 伝道者の書 7:10
私たちは、イエス様によって罪と滅びから救い出され、日々新たにされています。日々イエス様に近づいているのです。
2)順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。
神のみわざに目を留めよ。神が曲げたものをだれがまっすぐにできようか。順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。これもあれも神のなさること。それは後の事を人にわからせないためである。 伝道者の書 7:13,14
全てのことは、神様の御手の中にあり、神様は私たちに最善をなされるお方です。私たちはそのお方の御手の中で全てを感謝して受け入れ、主と共に歩む者です。人は将来のことがわかりません。
3)極端に走ってはいけない。
あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。 悪すぎてもいけない。愚かすぎてもいけない。自分の時が来ないのに、なぜ死のうとするのか。 伝道者の書 7:16,17
人の善悪の判断は、相対的なものです。私たちは極端に走らず、主から任されているものを全うする責務があります。
私たちは、いろいろと理屈を捜し求めてイエス様から離れる道を進む必要はありません。神様の主権を認め、イエス様に服従する幸いな道を歩ませていただくことができるのです。
勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。ローマ 12:11