「贖罪の日」(礼拝メッセージ2014/02/16)

 「イスラエル人に告げて言え。わたしが与えようとしている地にあなたがたが入ったとき、その地は主の安息を守らなければならない。六年間あなたの畑に種を蒔き、六年間ぶどう畑の枝をおろして、収穫しなければならない。
 七年目は、地の全き休みの安息、すなわち主の安息となる。あなたの畑に種を蒔いたり、ぶどう畑の枝をおろしたりしてはならない。    レビ 25: 2~4

 神様は、約束の地カナンに入った時に、7年毎に安息を守るように命じられました。土地を休ませて収穫を増やすため、人々を労働から解放して神の律法・おきてを学び訓練を受けるため(申命記31:10~)、居留者や家畜を助けるためでした。

 あなたは、安息の年を七たび、つまり、七年の七倍を数える。安息の年の七たびは四十九年である。あなたはその第七月の十日に角笛を鳴り響かせなければならない。贖罪の日に、あなたがたの全土に角笛を鳴り響かせなければならない。
 あなたがたは第五十年目を聖別し、国中のすべての住民に解放を宣言する。これはあなたがたのヨベルの年である。あなたがたはそれぞれ自分の所有地に帰り、それぞれ自分の家族のもとに帰らなければならない。        レビ 25: 8~10

 50年目(7年×7=49年)は更に特別な年、ヨベルの年でした。土地はもとの所有者に返され、貧しさのゆえに身売りしたイスラエル人は、解放されます。
 土地は、神様に属するもの、分配されたものであることを覚え、裕福な者に土地が集中しないように配慮されています。
 主は、エジプトの奴隷状態からイスラエルを解放して約束の地に入れようとしています。ご自身の大切なしもべですから、色々な事情で貧困に陥ったとしても、そこから救済するためのおきてを定められました。
 イエス様はいつも、私たちにとって最も良いことをしようとされます。イエス様の十字架の贖いによって、サタン・悪霊・罪の奴隷から解放して下さいました。イエス様のすべての働きかけが、愛・恵み・哀れみ・赦し・祝福で満ち満ちています。

 わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。  ヨハネ 10:11
 (イザヤ40:11、エゼキエル34:11~16、黙示録7:17)

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