ヨシュアは年を重ねて老人になった。主は彼に仰せられた。「あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地がたくさん残っている。 ヨシュア 13: 1
今、ご覧のとおり、主がこのことばをモーセに告げられた時からこのかた、イスラエルが荒野を歩いた45年間、主は約束されたとおりに、私を生きながらえさせてくださいました。今や私は、きょうでもう85歳になります。しかも、モーセが私を遣わした日のように、今も壮健です。私の今の力は、あの時の力と同様、戦争にも、また日常の出入りにも耐えるのです。 ヨシュア 14:10,11
それで、ヘブロンは、ケナズ人エフネの子カレブの相続地となった。今日もそうである。それは、彼がイスラエルの神、主に従い通したからである。 ヨシュア 14:14
ヨシュアはこの時、90~100歳と思われる。カナン侵攻後数十年が経過していたが、まだまだ占領すべき土地が存在した。その後、ヨシュアは相続地を各部族に割り当て、多くの地を占領した。カレブは85歳。彼は、老年になっても更に占領すべき相続地を要求し、主に従い通したので与えられた。
二人とも若い時から今日まで主への熱い思いは変わらない。特に、モーセに命じられてカナンの地を偵察に行った一件が象徴的(民数記13:1~30)である。
ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。 Ⅱコリント 4:16
互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは、古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。 コロサイ 3: 9,10
ヨシュアとカレブは最後まで主への熱い思い、篤い信仰を継続した。それが、充実した人生と大いなる祝福へとつながった。一時的に燃えるような情熱や立派な信仰があっても、懐古するだけなら何にもならない。最後まで全うしなければ意味がない。
あなたがたはよく走っていたのに、だれがあなたがたを妨げて、真理に従わなくさせたのですか。そのような勧めは、あなたがたを召してくださった方から出たものではありません。 ガラテヤ 5: 7,8