私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。 Ⅰコリント 9:23
先週見ましたように、福音とは「キリストの良い知らせ。喜ばしき音ずれ。キリストの十字架と復活。福音宣教。」のことです。私たちは「うれしい知らせ」を無償でいただき、この「うれしい知らせ」のために生きる者とされました。 もし、イエス様を知らなかったとしたら、自分自身の罪と欲望のために虚しい生き方をして、永遠の地獄へとまっしぐらに突き進んでいたことでしょう。 救い主イエス様によって福音の中に招き入れられた私たちは、神様、イエス様、聖霊様、自分自身、家族、隣人を喜んで生きられるように変えられました。かつてのサタン・悪霊・罪に支配されていた束縛の人生から解放されました。 ヨハネは、第二の手紙で福音に生きる兄姉に対して、基本的で大切な戒めを思い出させようとしています。
この愛は、私たちが彼の命令〈彼の規定、定め、教訓、教え〉に従って〈導かれて〉歩く〈生きる〉ということにあるのです。それは、あなたがたが、初めから聞いているとおりであって、あなたがたは〈愛に導かれ、愛に従って〉愛のうちを歩み続けなさい、という戒めです。 Ⅱヨハネ 6(詳訳聖書)
ヨハネは、当時教会に忍び込んで来た間違った教えを持ち込むにせ教師、聖書の教えにとどまらない者、イエス様によって教えられたことに満足しない者たちに充分注意するように言っています。なぜなら、みことばにとどまらないことが、信仰、成長、兄弟姉妹愛(交わり)、教会の交わりなどの良いものを破壊するからです。また、逆に兄弟姉妹愛(交わり)がみことばに反する間違った教え、不信仰から私たちを守ります。
あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選んだのです。そして任命しました。だから、あなたがたは行って、いつまでも残る、すばらしい実を結びます。また、私の名を使って父に求めるものは、何でもいただけるのです。ヨハネ 15:16(リビングバイブル)
主イエス様は、私たちが福音によって、喜びの人生を歩み、決して朽ちることのない多くの実を結ぶように、私たちを選び任命し、すべてを備えて遣わして下さいました。主イエス様にあって、新たな一歩を踏み出しましょう。