「罪を赦す権威」(礼拝メッセージ2016/07/10)

「罪を赦す、赦される」ということは、当事者同士の関係でなければ成立しないことです。私たち人間にとって「罪とは何か」「誰に対して罪の責任があるのか」「誰が罪を赦してくれるのか」とても大切なことです。

1)罪とは何か
罪を犯している者はみな、不法を行なっているのです。罪とは律法に逆らうことなのです。  Ⅰヨハネ 3: 4

2)誰に対して罪の責任があるのか
そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』これがたいせつな第一の戒めです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」   マタイ 22:37~40

わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し,これを形造り,これを造った。イザヤ43:7

3)誰が罪を赦してくれるのか
彼らの信仰を見て、イエスは「友よ。あなたの罪は赦されました。」と言われた。 ・・・人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたに悟らせるために。」と言って、中風の人に、「あなたに命じる。起きなさい。寝床をたたんで、家に帰りなさい。」と言われた。すると彼は、たちどころに人々の前で立ち上がり、寝ていた床をたたんで、神をあがめながら自分の家に帰った。 ルカ 5:20~25

私たちは、この御子のうちにあって、御子の血による贖い、すなわち罪の赦しを受けているのです。これは神の豊かな恵みによることです。   エペソ 1: 7

(「赦す」とは「罪や過失を、とがめだてしないことにする。また、服役中の人を放免する。」ことです。)

私たちは、悔い改め・信仰・贖い・憐れみと愛によって罪が赦されました。罪の赦しをいただいた私たちもほかの人の罪を赦すことができますし、赦す必要があります(マタイ6:14)。さらに、福音を委ねられた者として、福音によって赦す権威が与えられています(ヨハネ20:23)。

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