ですから、あなたがたはこう祈りなさい。『天にいますわたしたちの父よ。 マタイ 6:9
私たちは、栄光に満ちた天地の主、創造主、主権者であられる神様を、親しく「お父様」とお呼びすることができる恵みをいただきました。
イエス様は、ご自分のお父様を独占せずに、ご自身が長子となられ、私たちを弟妹として下さいました。イエス様の天の父は、私たちにとってもすばらしいお父様です。
神は、あらかじめ知っている人たちを、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたのです。それは、多くの兄弟たちの中で御子が長子となるためです。ローマ 8:29
1.平等なお父様
天のお父様は、全ての人に対して分け隔てのない平等なお方です。
父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです。 マタイ 5:45
2.良いものを与えてくださるお父様
天のお父様は、最も大切なご自分の愛する御子を私たちに与えるほどに、私たちを愛しておられます。それ以下の良いものを与えることは、たやすいことです。
ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えてくださいます。 ルカ 11:13
私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。 ローマ 8:32
3.訓練され(懲らしめ)るお父様(「懲らしめる」第3版)
愛するとは、聖め整えてイエス様に似た者、ふさわしい者とすることです。溺愛して自己中心的な者にすることではありません。
さらに、私たちには肉の父がいて、私たちを訓練し(懲らしめ)ましたが、私たちはその父たちを尊敬していました。それなら、なおのこと、私たちは霊の父に服従して生きるべきではないでしょうか。肉の父はわずかの間、自分が良いと思うことにしたがって私たちを訓練し(懲らしめ)ましたが、霊の父は私たちの益のために、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして訓練され(懲らしめ)るのです。 ヘブル 12: 9,10
天のお父様は、イエス様の救いによって私たちを子として下さいました(ガラテヤ4:5,6)。神様との関係は、親子としての親しい関係です。
神様は、私たちの天のお父様として、私たちのことを全てご存じなので、私たちは、恐れることなく何でも打ち明けることができます。天のお父様は、肉の父親以上に私たちのことを心配して、最善の道を示し助けて下さいます。
それは、私たちを神様のかたちに再創造する働きです。