わたしはソドムとゴモラにしたように、おまえたちの町のいくつかを破壊した。生き残った者たちも、まるで火の中から取り出された燃えさしのようだった。それでも、わたしのもとへ帰ろうとしなかった。
だから、警告しておいたとおり、おまえたちをもっとひどい災難に会わす。イスラエルよ、おまえの神に会う備えをせよ。」アモス 4:12(LB訳)
今年の漢字は「災」でした。今年は、西日本豪雨(死者200人超)、大阪北部地震、胆振東部地震(北海道初の震度7、ブラックアウト)、台風、豪雪、猛暑などの自然災害が発生しました。私たちは「備え」の必要性を痛感しました。
預言者アモスは、南王国ユダのテコアに住む農夫でしたが、北王国イスラエルの王ヤロブアムⅡ世(BC793~753)の治世に遣わされました。イスラエルはつかの間の繁栄のために、信仰的・社会的に堕落していました。アモスは神様のさばきを警告しますが、人々は聞き入れず、イスラエルは約30年後にアッシリア捕囚により滅びてしまいます。
聖書は、神様に会うための「備え」の重要さを教えています。
1.すべての人は、神様の前に立つ時が来る
私たちは例外なく、すべての人が自分の言動について神様の前に申し開きをしなければなりません。
私たちはそれぞれ自分について、神に申し開きをすることになります。 ローマ14:12(マタイ12:33~37)
2.イエス様は予期せぬ時に突然来られます
神様は、いつも私たちが歩むべき道からそれないように注意を与えていてくださいます。それを素直に受け入れ、イエス様にお目にかかる日を心から喜び楽しみ、そのためにいつも備えている人は幸いです。
・・・帰ってきた主人に、目を覚ましているのを見てもらえるしもべたちは幸いです。・・・ ルカ 12:35~48
3.神様は災いではなく、平安・将来・希望を与えてくださいます
神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。ヨハネ 3:17
・・・わたし自身、あなたがたのために立てている計画を良く知っている――主のことば――。それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。・・・エレミヤ29:10~14