「神様の約束『幸せ』」(礼拝メッセージ2019/04/28)

ヤコブは言った。「私の父アブラハムの神、私の父イサクの神よ。私に『あなたの地、あなたの生まれた地に帰れ、わたしはあなたを幸せにする』と言われた主よ。私は、あなたがこのしもべに与えてくださった、すべての恵みとまことを受けるに価しない者です。私は一本の杖しか持たないで、このヨルダン川を渡りましたが、今は、二つの宿営を持つまでになりました。どうか、私の兄エサウの手から私を救い出してください。・・・、私は恐れています。」 創世記 32:9~11

ヤコブはアブラハムの孫、イサクの息子で、双子の弟です。彼はずるい性格が災いして波瀾万丈の一生を送りました。彼は神様によって名をイスラエルとされ、12人の息子が与えられました。息子たちはイスラエル12部族の族長となりました。彼は信仰によって神様から約束を与えられました。

1.自分の手で願望を成し遂げようとしたヤコブ

神様は兄エサウより弟ヤコブを選んで愛し、祝福されました(創世記25:21~26、マラキ1:1~5、ローマ9:10~16)。しかし、ヤコブは兄の弱みにつけ込んで長子の権利を奪い(創世記25:29~34)、父イサクをだまして(創世記27:1~45)祝福を奪い取りました。その結果、兄から命を狙われて伯父の元へ逃げてそこで暮らしました。しかし、伯父にだまされて20年間も仕えることになりました。彼は神様の約束を信じないで、自分の力で「幸せ」をつかもうとしました。

2.へりくだったヤコブ
・・・ヤコブは言った。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」 創世記 32:26

ヤコブは、自分が蒔いた種による20年間の苦労と帰郷の時の兄エサウに対する恐れにより、主に罪を悔い改めて祈り求めました。

①自分の過去の過ちを認めた。
②自分の足りなさを悟っていた。
③神様からいただいた今までの恵みを知っていた。(詩篇 103:2)
④神様の約束のことばに頼った。
⑤神様の恵みと愛と救いを信じた。

3.「幸せにする」約束

ヤコブは、神様の「幸せにする」という約束のみことば(創世記32:9,31:3)を信じて頼り、それを根拠にして神様に助けを求めました。神様は兄エサウとの和解を与えてくださり、互いに平和のうちに暮らすことができました。
「幸せ」とは何でしょうか。「健康、家族の繁栄、豊かな経済、平安な心、平穏な生活など」があれば「幸せ」でしょうか。創世記31:3には「幸せ」のことばの代わりに「わたしは、あなたとともにいる。」となっています。波瀾万丈であっても、救い主イエス様とともにある人、イエス様につまずかない人(マタイ11:6)、罪を赦された人(ローマ4:7)、試練に耐える人(ヤコブ1:12)、みことばに心を留め、守る人(黙示録1:3、ルカ11:28)が「幸せ」です。