「取税人マタイ」(礼拝メッセージ2020/04/19)  

新約聖書の最初は「マタイの福音書」です。この福音書のテーマは「王なるメシヤとしてのイエス」「旧約聖書で預言され、約束されていた救い主イエスの到来」です。この福音書では、「天国」という言葉を多用し、「山上の垂訓、再臨と終末の教え」の全体が収録されています。

1.取税人マタイ

「マタイ」という名は「主の贈り物」という意味で、「アルパヨの子レビ」とも呼ばれています。マタイは自分の名前の前に「取税人」と記しています。当時、ローマの支配下にあったイスラエルでは、取税人は敵国ローマの手先、権力をかさに着て不正な搾取を行う輩、人々の侮蔑の対象でした。そんなマタイはイエス様の招きに即座に従いました。

イエスはそこから進んで行き、マタイという人が収税所に座っているのを見て、「わたしについて来なさい」と言われた。すると、彼は立ち上がってイエスに従った。・・・「・・・わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです。」マタイ9:9~13

2.あなたは世の光

あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。マタイ5:16

イエス様の招きに従ったマタイは、イエス様と弟子たち、取税人たちや罪人たちを招いて食事会を開きました。イエス様に対する感謝、友人知人への証し伝道の食事会でした。彼の救われた喜びがそうさせました。
ペンテコステ後、マタイはエルサレムで15年間伝道したあとシリア、ペルシアなどで伝道し、エチオピアで火刑により殉教したと言われています。
マタイは、自分が栄誉や利益を受け、自分が満足するためにイエス様に従ったのではありません。かつて自分が取税人だったことを忘れず、父なる神様、主イエス様があがめられることを第一に思って主に従いました。
過去その人が取税人であったかどうか、どのような生活をしてどのような人生を歩んで来たかは関係がありません。罪人がイエス様によって罪赦されて、新しくされたことが大切です。
主イエス様は「あなたは世の光です。」と宣言してくださっています。自分はそうではないなぁと思っても、主イエス様のほうが真実です。

私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせ、生ける望みを持たせてくださいました。 Ⅰペテロ 1:3

みことばによく通じた者、主に信頼する人は幸いです。単なる聖書の知識ではなく、みことばを単純に心から信じて主に頼る人が幸せを手にできます。新型コロナウイルス感染で大変なときこそ、主とみことばから離れず、兄弟姉妹のために執り成しのお祈りを欠かさないようにしましょう。

みことばによく通じた者は幸いを見出す。
主により頼む者は幸いである。         箴言 16:20