「聖霊様がともにいて下さる。」(礼拝メッセージ2012/09/23)

 ペテロは、アジア地方のパウロが主に伝道して建てられた教会の兄弟姉妹に、神様の恵みとクリスチャンの生き方を教え、励ましを与えるために手紙を書きました。
 時まさに、ローマで皇帝ネロのクリスチャンに対する激しい迫害が始まった時であり、彼らの所にも迫害が及ぶことを予測し、その中にあってクリスチャンとしてどのように生きるべきかを示しました。

① イエス様と同じ心構え

 このように、キリストは(私たちのために、あなたがたのために)肉において苦しまれたのですから、あなたがたも〔神を喜ばせないで終わるよりは、むしろ、忍耐深く苦しもうというキリストと〕同じ思い<決意>をもって自分を武装しなさい。というのは、〔キリストの心をもって〕肉において苦しみを受けた者は、〔故意の〕罪を行うことをやめてしまったのです<自分自身とこの世とを喜ばせることをやめて、神に喜んでいただくようにするのです>。(詳約聖書)  Ⅰペテロ4:1

 イエス様は、自分を喜ばせずに、父なる神様を喜ばせるために苦しみの道を通りました。私たちも苦しみの道であっても、イエス様のみこころを常に求めましょう。

② 互いに熱心に愛し合う

 何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。 Ⅰペテロ 4: 8, 9

 兄弟姉妹愛がなければ、罪は覆い隠されずに露出してしまい、愛の関係は崩壊します。私たちは、目に見える兄弟姉妹を愛さずに、目に見えない神様を愛することは出来ません。

③ 聖霊様の助け

 もしキリストの名のために非難を受けるなら、あなたがたは幸いです。なぜなら、栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。   Ⅰペテロ4:14 クリスチャンと呼ばれる人々であっても、みことばに従わず、イエス様が再臨されることやさばきがあることを心に留めないような生き方をしている人であれば、そのような人から悪影響を受けないようにしましょう。 

 思い違いをしてはいけません。友だちが悪ければ、良い習慣がそこなわれます。  Ⅰコリント 15:3

 私たちが、イエス様に従うがゆえに苦しむ時、聖霊様がともにいて慰めと励ましと助けとを与えて下さいます。


 信仰暦が長かろうが、有名な牧師であろうが、誰であってもみことばに従わずに、主の集会に集まることを軽んじたり、兄弟姉妹に仕えずに離れることを推奨するような人にだまされないようにしましょう。あなたの良い信仰、良い習慣が損なわれてしまいます。

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