
「悪の道から立ち返れ」(礼拝メッセージ2019/12/29)
エゼキエルは、BC597年に南王国ユダのエホヤキン王たちと共に(1万人以上)バビロンへ捕虜として強制連行されました。その時彼は20代半ばでしたが5年後、神様によって預言者として召命を受けました。彼の預言には人間世界の五感を超えた威光と尊厳に満ちた全知全能なる神様の現われ、不思議な幻、たとえ話などがあります。その預言を通してユダの罪に対する懲らしめとしての捕囚、イスラエル回復、真の礼拝の確立の希望が告げられています。この預言は「黙示文学」と呼ばれ、エレミヤ書、ダニエル書、ヨハネの黙示録とも深く関連しています。
1.わたしが主であることを知る
エゼキエル書で象徴的なことば「彼らは、わたしが主であることを知る」は62回登場しています。神様は、ご自身の超自然的な力を用いて、ご自身の存在およびさばきと救いのメッセージを示されました。
1)預言(エルサレム崩壊、近隣諸国へのさばき、...