「信仰の務め」(礼拝メッセージ 2020/11/22)
テモテへの手紙第1は「牧会書簡」と言われ、AD65年頃、パウロがローマでの投獄から解放された後に、我が子のような同労者であり、エペソ教会を牧会しているテモテに宛てて書かれたものです。
手紙の内容は、偽りの教えに対する注意、教会での秩序と指導者の資格、各人の立場、牧会者の務め、クリスチャンとしての生き方などです。
1.正しい教えを語り続けなさい
・・・ある人たちが違った教えを説いたり、果てしない作り話と系図に心を寄せたりしないように命じなさい。Ⅰテモテ 1:3~4(6:3~5)
新約聖書の各手紙にみられるように、この手紙にも偽りの教えに対する注意が促されています。
①ユダヤ人の空想話と系図 Ⅰテモテ 1:3~7
②禁欲主義(結婚の禁止、食物の禁止) Ⅰテモテ 4:1~4
③金銭欲 ...