「過去の過ちを繰り返すな」(礼拝メッセージ2013/05/05)

 あなたは、彼らに言え。万軍の主はこう仰せられる。わたしに帰れ。――万軍の主の御告げ――そうすれば、わたしもあなたがたに帰る、と万軍の主は仰せられる。
 あなたがたの先祖たちのようであってはならない。先の預言者たちが彼らに叫んで、「万軍の主はこう仰せられる。あなたがたの悪の道から立ち返り、あなたがたの悪いわざを悔い改めよ」と言ったのに、彼らはわたしに聞き従わず、わたしに耳を傾けもしなかった。――主の御告げ――   ゼカリヤ 1: 3,4

 ゼカリヤは祭司出身者で、捕囚帰還後の民を励まし、神殿再建に尽力した人です。彼は14章ある預言書の中で過去の歴史を繰り返し述べながら、民に警告を与えています。主は、様々な幻によってこれから起こることを示しました。

(5章) 盗む者、偽りを誓う者、偶像礼拝者、姦淫を犯す者
(7章) 自己中心者、偽りの裁判官
(10章) 偽預言者、占い師、偽指導者

 主は、悔い改めて立ち返るなら、民を赦し、共に住まわれることを約束された

 わたしは、その三分の一を火の中に入れ、銀を練るように彼らを練り、金をためすように彼らをためす。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは「これはわたしの民」と言い、彼らは「主は私の神」と言う。 ゼカリヤ 13: 9

 イエス様は、7を70倍するまで赦しを与えて下さる方です。しかし、「罪は、過ぎ去った時でもう十分だ」「達したところから後退しない様に」とも言われています。イエス様は、人が自己中心の考えになってイエス様や信仰を軽んじることに注意を与えています。ディボーション、祈り、教会出席、伝道などせっかく悔い改めて達していたのにそこから後退する様な事がないようにしましょう。同じ罪を繰り返さず、イエス様と共に歩んでいきましょう。
 
 あなたがたは、異邦人たちがしたいと思っていることを行ない、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝などにふけったものですが、それは過ぎ去った時で、もう十分です。  Ⅰぺテロ 4: 3

 それはそれとして、私たちはすでに達しているところを基準として、進むべきです。   ピリピ 3:16

 

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