「血による契約」(礼拝メッセージ2013/12/29)

 あなたがたはこの月の十四日までそれをよく見守る。そしてイスラエルの民の全集会は集まって、夕暮れにそれをほふり、その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と、かもいに、それをつける。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。            出エジプト12: 6,7、13

 イスラエルの民が救われるために羊の命が懸けられ、血によって神様の滅びの災いが過ぎ去りました。

 モーセはその血の半分を取って、鉢に入れ、残りの半分を祭壇に注ぎかけた。そして、契約の書を取り、民に読んで聞かせた。すると、彼らは言った。「主の仰せられたことはみな行ない、聞き従います。」そこで、モーセはその血を取って、民に注ぎかけ、そして言った。「見よ。これは、これらすべてのことばに関して、主があなたがたと結ばれる契約の血である。」     出エジプト24: 6~8

 神様とイスラエル人のと契約は血によって成立しました。神様は民に「ことばと定め」をお与えになり、民は「主の仰せられたことは、みな行います」と約束しました。神様はイスラエルをご自身の民として守り導きました。
 契約は両者の同意によって成立します。信仰とは神様の救いと守りと導きだけをいただいて、自分は主に従わないというものではありません。

 古い契約のもとで、すべてのものは、血をふりかけることによってきよめられた、と言えます。血を流すことなしに、罪の赦しはありえないからです。・・・・・・・・・・・・・・・
 キリスト様も、多くの人の罪のためにご自身をささげて、一度だけ死なれました。そして、もう一度おいでになりますが、今度は罪を取り除くためではありません。その時の目的は、彼を熱心に忍耐して待ち望んでいるすべての人に完全な救いを与えることなのです。       ヘブル 9:22、28(LB訳)

 過越しの祭りは新年に行われました(出エジプト12:2)。
 神様との契約と救いの確認、主へのささげもの・礼拝・献身と感謝から一年が始まりました。あなたは新年をどのように迎えますか。この一年を感謝するとともに、2014年は主を礼拝することからはじめましょう。

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