主はモーセに告げて仰せられた。
「あなたはイスラエル人に告げて言え。あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。これは、代々にわたり、わたしとあなたがたとの間のしるし、わたしがあなたがたを聖別する主であることを、あなたがたが知るためのものなのである。これは、あなたがたにとって聖なるものであるから、あなたがたはこの安息を守らなければならない。これを汚す者は必ず殺されなければならない。この安息中に仕事をする者は、だれでも、その民から断ち切られる。 出エジプト31:12～14
神様は、イスラエルの民を聖別するしるしとして、安息日を定められました。安息日は、神様とイスラエルとの契約のひとつでした。これは、神様との契約、きよめて下さるとの約束であり、軽んじたりけがしたりしてはならない重要なことでした。
この前段として、幕屋と用具の製作、祭司の装束の製作、いけにえとささげものの規定、香油の調合法などについて詳細に命じられました（25～31章）。これは、イスラエルの神様が他の神々とは全く違う、独自性を持ったお方であることを示すとともに、主権者・絶対者であることを表しています。
神様はイスラエルの民の神様・主となられ、共に住まいますが、人が馴れ馴れしくするお方ではないことを示しています。すべてが、神様の方法、規定、定められたとおりに行う必要がありました。
安息日に関しても、他の神々や民とは全く違う規定です。民は、安息日も働いてより豊かになりたいという誘惑の中で、神様を礼拝することを第一とし、主の定めを守る、服従をテストされていたのです。
私の心を悪いことに向けさせず、不法を行なう者どもとともに、悪い行ないに携わらないようにしてください。私が彼らのうまい物を食べないようにしてください。 詩篇 141: 4(,5)
主は、私たちを十字架の死によって救い、きよめて下さいました。悪い不信仰なことばに惑わされて、心や思いがけがされないようにしましょう。不信仰な者を羨（うらや）まない様にしましょう。主が私たちを特別に聖め別って下さいました。
毎週毎週、救い主イエス様を礼拝することを最優先させてスタートしましょう。自分の利益（休日出勤手当て）や楽しみのために、主イエス様を礼拝することをないがしろにしないようにしましょう。悪い不信仰の道にいざなおうとする未信者およびクリスチャンと呼ばれる人々のことばに惑わされないようにしましょう。
彼ら自身も真理によって聖め別たれるためです。ヨハネ 17:19（ヨハネ 17:16～20）
