「救いは主にある」(礼拝メッセージ2015/05/03)

ダビデ王は、姦淫と殺人の罪の後に悔い改めて主の赦しをいただきました。バテシェバとの子は死にましたが、後に主に祝福されたソロモンが誕生しました。その後、ダビデには様々な問題が降りかかり、ついには息子から王位を奪われそうになり、逃亡生活を送ることになります。

①娘タマル、異母兄アムノンに辱められる。 Ⅱサムエル13:1~22
②アムノン、アブシャロムに殺害される。  Ⅱサムエル13:23~33
③アブシャロム逃亡する。                  Ⅱサムエル13:34~39
④アブシャロム帰還し、王位を狙う。    Ⅱサムエル14:21~15:12
⑤ダビデ王、アブシャロムに追われ逃亡生活。Ⅱサムエル15:13~15:37
⑥アブシャロムの敗北と死。              Ⅱサムエル18: 9~18:33

ダビデ王はみことばに従って、子どもたちに対して適切に対応すべきでしたが、対応を誤ってしまってこのような問題を招いてしまいました。ダビデ王は、このような苦難の中で、信仰を持って主を呼び求めました。(詩篇32篇、)

主よ。なんと私の敵がふえてきたことでしょう。私に立ち向かう者が多くいます。多くの者が私のたましいのことを言っています。「彼に神の救いはない」と。しかし、主よ。あなたは私の回りを囲む盾、私の栄光、そして私のかしらを高く上げてくださる方です。  詩篇 3: 1~3

ダビデ王は多くの失敗がありながら、主から「神のみこころにかなう人(Ⅰサムエル13:14、使徒13:22)」と呼ばれ、愛された人です。それはダビデ王が、主の赦しと救いを信じ切る揺るがない信仰を持っていたからです。失敗しても速やかに悔い改め、神様のあわれみといつくしみにすがり、どんな苦しい状況にあろうとも主が支えて下さると信じ切って告白しました。
「神のみこころにかなう人」とは、失敗しない人(そんな人はいません)、失敗を恐れて前進しない人(主を信頼していない人)ではなく、失敗を恐れず、主に信頼して前進する人のことです。(箴言14:4)

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