「惑わしの罠」(礼拝メッセージ2015/10/04)

振込詐欺の平成27年上半期の被害総額は約237億円となっています。莫大な金額です。大切に貯めた老後のお金がだまされて奪い取られています。これだけ注意喚起がなされていてもだまされる人は後を絶ちません。犯人のウソを信じ込んでしまい、周りの注意を促す真実の声を否定してだまされてしまいます。
なぜ、人は「真実」よりも「偽り」を信じるという惑わしをすんなりと受け入れてしまうのでしょうか。
私たちも主イエス様のすばらしい罪の赦し・救いをいただきながら、その救いや自分の信仰を疑うという愚かな考えに捕われてしまうことがあります。次のような時です。

①昔と変わらない自分を見た時。
②自分の罪や弱さに嫌気がさした時。(繰り返す自分)
③いくら祈っても自分の希望どおりにことが進まない時。
④いくら一生懸命にがんばっても周りが認めてくれない時。
⑤いくら福音を伝えても信じてくれない時。

みことばは、そんな私たちによく解らせるために根気よく語ってくれています。私たちは立派な者だから救われたわけではありません。今、ご自身の子として養い育てて下さっています。イエス様のことばを信じて従っていくことが唯一の道です。

神の御子を信じる者は、このあかしを自分の心の中に持っています。神を信じない者は、神を偽り者とするのです。神が御子についてあかしされたことを信じないからです。・・・・私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。 Ⅰヨハネ 5:10~13

あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません。    ヨハネ 8:44,45

自分自身に問いかけてみましょう。「あなたは、殺人者で大うそつきの悪魔のことばとあなたを愛して十字架で身代りとなって下さった正直者のイエス様のことばの、どちらを信じて従いますか。」愚かな者にならないようにしましょう。

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