万事について〔神に〕感謝しなさい〈環境がどのようであっても、感謝深くあり、感謝をささげなさい〉。というのは、それはキリスト・イエスにあるあなたがたに対する神のみこころであり〔キリストはそのみこころの啓示者または仲介者であられる〕からです。 Ⅰテサロニケ 5:18(詳訳)
クリスチャンの根本的な態度として「いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感謝しなさい。」と勧められていますが、私たちは「いつもいつもそんなことはできない。難しい時の方が多いですよ」と反論し、できない自分に失望してしまいます。
神様は、根拠なく私たちにできないことを命じておられるのでしょうか。そうではありません。それは神様のみこころであり、イエス様によって実証済みですし、私たちにとって信仰による最善の生き方です。
1.悪意を捨てる(Ⅰテサロニケ 5:12~15,22)
1)指導者への尊敬
みことばから警告し戒めてくれる指導者へ愛を示し、尊敬し、互いに平和に過ごすよう勧められています。
2)寛容であれ
だらしのない者・わがままな者を戒め、臆病な者を励まし、弱い魂を支え、あくまでも忍耐強くあるように勧められています。
3)悪から離れよ
悪に対して、善(親切、益)で返すように勧められています。
2.環境に左右されない感謝
環境に左右されず、いつも感謝深くあるように勧められています。それは、私たちが神様の怒りからイエス様によって救われたので、生きていても死んでいてもイエス様のいのちにあずかれるからです。究極の救い、幸いをいただいているので、すべてのことについて感謝できます。
神は私たちを〔ご自身の〕怒りに〔あわせるために〕お立てになったのでは〈彼は私たちを罪に定めるために選ばれたのでは〉ありません。私たちの主イエス・キリスト〈メシア〉を通して〔彼の〕救いを〔私たちが〕得るためなのです。この〔キリスト〕が私たちのために死なれたのであり、それは、私たちが〔キリストの顕現のときに〕なお生きていようと、あるいは死んでいようと、私たちが彼とともに生きる〈彼のいのちにあずかる〉ためなのです。 Ⅰテサロニケ 5:9,10(詳訳)
3.イエス様が示して下さった神様のみこころです
イエス様は身を持って、すべてのことについて感謝する生き方を示して下さいました。神様の栄光とみこころを最優先にした歩みです。
「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」ルカ22:42
わたしが天から下って来たのは、自分のこころを行なうためではなく、わたしを遣わした方のみこころを行なうためです。 ヨハネ 6:38