ほんとうの幸福(礼拝メッセージ2012/06/10)

 私たちの兄弟であり、キリストの福音において神の同労者であるテモテを遣わしたのです。それは、あなたがたの信仰についてあなたがたを強め励まし、このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。あなたがた自身が知っているとおり、私たちはこのような苦難に会うように定められているのです。     Ⅰテサロニケ 3:2, 3
  
 私たち人間のほんとうの幸福とは何でしょうか。クリスチャンにとってのほんとうの幸福とは何でしょうか。

 私たちは、楽で平和で何事もないことが幸福と考えます。
 親が自分の子どもを守り過ぎると、子どもは間違った世界観を身に着けてしまい、厳しい現実に対応する力が育たなくなって虚しさや漠然とした不安に駆られるそうです。
 クリスチャンも間違った神様観、間違った聖書観、間違った信仰観を持ってしまうと、その偽りを達成しようと頑張ってしまい、疲労困憊(ひろうこんぱい)してしまいます。

「クリスチャンとは、教会の神の家族から逃げ出さない人間、壊されるかもしれない一つ一つの関係性というレンガを、それでも積み上げ続ける人々である。」(リバイバル・ジャパン2012.6.17)
 兄弟姉妹との関係から逃げ出して、楽で平和で何事もないところに身を置いて幸福感を味わうことがほんとうの幸福ではありません。それは神様が望んでおられることではありません。

 それで、主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです。    ヨハネ 13:14,15

 私たちの幸福とは、苦しみや悲しみの中でも動揺せずにイエス様に頼って、イエス様と共に生きることです。(イザヤ43:2)イエス様と共に生きるとは、イエス様の苦しみを体験し、イエス様のように兄弟姉妹に仕え続けることです。そして、聖められることです。

 神のみこころは、あなたがたが聖くなることです。  Ⅰテサロニケ 4: 3

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