2020-04

礼拝メッセージ

「主を愛しなさい」(礼拝メッセージ2020/04/26)

マタイの福音書は、マタイが同胞ユダヤ人に「旧約聖書で預言されていた王なるメシヤ、イエス・キリストの到来」を知らせるために書かれました。そして、世界中のすべての人々に対して救い主イエス様・信仰・教会・天の御国について教え、私たちが歩むべき道を示しています。 1.メシヤ預言の成就 マタイは、最初にイエス様の系図を記すことによって「アブラハムの子孫」「ダビデ王家の子孫」であること、メシヤであり王であるイエス様が、すべての権威(罪の赦し、病気の癒し、悪霊の追い出し、死人のよみがえり、復活)を持っておられることを示しています。 ・ダビデの王座    詩篇110:1 ⇒ マタイ22:44 ・三日目のよみがえり 詩篇16:10,11 ⇒ マタイ16:21,20:19 2.当時の人々の信仰 1)神殿と会堂:神殿では祭司と神殿仕え人により、旧約時代から伝わっ た犠...
礼拝メッセージ

「取税人マタイ」(礼拝メッセージ2020/04/19)  

新約聖書の最初は「マタイの福音書」です。この福音書のテーマは「王なるメシヤとしてのイエス」「旧約聖書で預言され、約束されていた救い主イエスの到来」です。この福音書では、「天国」という言葉を多用し、「山上の垂訓、再臨と終末の教え」の全体が収録されています。 1.取税人マタイ 「マタイ」という名は「主の贈り物」という意味で、「アルパヨの子レビ」とも呼ばれています。マタイは自分の名前の前に「取税人」と記しています。当時、ローマの支配下にあったイスラエルでは、取税人は敵国ローマの手先、権力をかさに着て不正な搾取を行う輩、人々の侮蔑の対象でした。そんなマタイはイエス様の招きに即座に従いました。 イエスはそこから進んで行き、マタイという人が収税所に座っているのを見て、「わたしについて来なさい」と言われた。すると、彼は立ち上がってイエスに従った。・・・「・・・わたしが来たのは、正し...
礼拝メッセージ

「大切なイースター」(イースター礼拝メッセージ2020/04/12)ヨハネ 11:1~11:46

四福音書で、主イエスの最後の1週間を扱った記事に多くのページが割かれています(別資料参照)。主イエスが歩まれた十字架と復活の歩みを一緒にたどることはとても大切です。 【背景】ヨハネが福音書を書かなければならなかった理由 イエス・キリストの十字架と復活はAD30年頃です。それから60年以上経過して福音はすでに当時の世界に浸透しており、使徒パウロの宣教は終わり、エルサレム神殿は崩壊し、ユダヤ人は離散を余儀なくされていました。異邦人クリスチャンは迫害や異端との戦いを迎えつつありました。 すでに共観福音書が書かれていたにもかかわらず、ヨハネが是が非でも書かねばならなかったのは主イエスの十字架と復活です。100歳近い老練なヨハネが、7つのしるしの最後の記事でラザロの生き返りの奇跡を記し、「主イエスこそいのち」なのだと取り上げた書がヨハネの福音書です。 【神のグッドタイミング】愛...
礼拝メッセージ

「イエス様の模範に倣う幸い」(礼拝メッセージ2020/04/05 棕櫚の主日、受難週)

今日は棕櫚の主日、今週は受難週です。受難週はエルサレム入城から始まり、宮きよめ、宮での最後の説教、最後の晩餐、ユダの取引、ゲッセマネの祈り、弟子たちの離散、審判と磔刑まで様々な出来事がありました。 イエス様は身命(しんめい)を投げうって救いを完成して下さいました。 1.釈放されたバラバ ところで、ピラトは祭りのたびに、人々の願う囚人一人を釈放していた。そこに、バラバという者がいて、暴動で人殺しをした暴徒たちとともに牢につながれていた。・・・ それで、ピラトは群衆を満足させようと思い、バラバを釈放し、イエスはむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。  マルコ 15:6~15 ローマの総督ピラトはユダヤ人に死刑判決を出すことができる立場にありましたが、イエス様に死刑に相当する罪を見出すことができず、釈放するために努力しました。しかし、祭司長や群衆の声に押...
タイトルとURLをコピーしました