礼拝メッセージ

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「ペテロの働き」(聖日礼拝メッセージ 2024/07/07)

 今日は使徒の働き13「ペテロの働き」です。イエス様の大宣教命令と聖霊様の働きによって、福音は四方八方に伝えられて行きましたが、ユダヤ人、ユダヤ教改宗者、サマリア人に限られていたようです。ペテロは、聖霊様の導きと幻、ローマ将校コルネリウスとの出会いによって、福音が異邦人へ開かれたことを知りました。 1.コルネリウス  さて、カイサリアにコルネリウスという名の人がいた。イタリア隊という部隊の百人隊長であった。彼は敬虔な人で、家族全員とともに神を恐れ、民に多くの施しをし、いつも神に祈りをささげていた。・・・「あなたの祈りと施しは神の御前に上って、覚えられています。使徒 10:1~4  カイサリアは、パレスチナにおけるローマ帝国の中心都市で、ローマ総督が住んでいました。コルネリウスは、この地方の軍司令部の陸軍将校でした。彼は異邦人でしたが、創造主なる真の神様を求めていました。 2.戸惑う...
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「サウロの回心」(聖日礼拝メッセージ 2024/06/30)

 今日は使徒の働き12「サウロの回心」です。サウロ(ユダヤ名){パウロ(ローマ市民名)}〔AD5~68〕は、タルソ生まれのローマ市民、ベニヤミン族で律法厳守のパリサイ派に属し、ガマリエルから律法の教育を受けたエリートでした。律法に熱心のあまりイエス様に強硬に反対していましたが、ダマスコ途上でイエス様に出会い回心して偉大な使徒となりました。 1.迫害者サウロ  さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅かして殺害しようと息巻き、大祭司のところに行って、ダマスコの諸会堂宛ての手紙を求めた。それは、この道の者であれば男でも女でも見つけ出し、縛り上げてエルサレムに引いて来るためであった。使徒 9:1,2  ユダヤ教のうちにあった、かつての私の生き方を、あなたがたはすでに聞いています。私は激しく神の教会を迫害し、それを滅ぼそうとしました。ガラテヤ 1:13  エルサレムで迫害を受けたクリスチャ...
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「ピリポの働き」(聖日礼拝メッセージ 2024/06/23)

 今日は使徒の働き11「ピリポの働き」です。ピリポは御使いに命じられてエチオピアの宦官のもとに遣わされ、聖書を読んでいた宦官を救いに導いてバプテスマを授けました。その後、ピリポは瞬間移動して次の派遣先へ導かれました。 1.遣わされたピリポ  さて、主の使いがピリポに言った。「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。」そこは荒野である。・・・御霊がピリポに「近寄って、あの馬車と一緒に行きなさい。」と言われた。使徒 8:26~29  ピリポもステパノと同様に使徒の働き6章で執事に任命されていました。ピリポは、御使いと聖霊様に導かれて、改宗者であり礼拝のためにエルサレムに来ていたエチオピアの宦官のもとに遣わされました。宦官は救いを求めてエルサレムにまで来て礼拝していたのに、今まで救いに導いてくれる人と出会うことはありませんでした。 2.導いてくれる人  「主の御名を呼び求...
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「ステパノの殉教」(聖日合同礼拝メッセージ 2024/06/16)

 今日は使徒の働き10「ステパノの殉教」です。執事となったステパノは恵みと力に満ちて不思議としるしを行っていましたが、ステパノを妬む敵対者たちは、偽証人を立てて最高法院(サンヘドリン)に訴えました。彼らはステパノの理路整然とした証言に激怒して彼を石打ちにしてしまいました。ステパノは最初の殉教者となりました。 1.ステパノの証言  うなじを固くする、心と耳に割礼を受けていない人たち。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖たちが逆らったように、あなたがたもそうしているのです。使徒 7:51  ステパノは、大祭司から訴えについて弁明を求められ、父祖アブラハムから初めて、出エジプト、約束の地、ダビデとソロモン時代、神殿建設について語りました。今、偽証人を立てて訴えているあなたたちは、みことばと聖霊様に逆らい、イエス様と預言者を殺し、心に割礼を受けていない者たちだと糾弾しま...
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「7人の任命」(聖日礼拝メッセージ 2024/06/09)

 今日は使徒の働き9「7人の任命」です。教会が急成長する中(3万人?)、食事の配給に関するトラブルが発生しました。使徒たちは食事のことでみことばの教えがおろそかになってはいけないと、7人の執事を任命しました。教会はさらに成長していきました。 1.教会内のトラブル  弟子の数が著しくふえていたのであるが、ヘレニスト〈ギリシア語を話すユダヤ人〉によって〔土着の〕へブル人に対する不平が申し立てられた。それは彼らの中のやもめたちが毎日の援助〈〔救援物資の〕分配〉にあたって、見過ごされ〈おろそかにされ〉たからであった。使徒 6:1(詳訳)  ヘレニストとは、ギリシヤやローマなどの外地で生まれて生活していた、いわゆる離散のユダヤ人で、ギリシヤ語を使っていました。片やヘブライストは地元で生まれて生活してきたユダヤ人で、先祖伝来のアラム語を使っていました。両者の確執が、やもめへの配給のことで表面化し...
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「人よりも神様に従うべき」(聖日礼拝メッセージ 2024/06/02)

 今日は「使徒の働き7,8」「アナニアとサッピラ」「使徒たちの投獄」です。教会が急成長する中、一組の夫婦の聖霊様と教会を侮る行為は、皆に恐れを生じさせました。そんな中、使徒たちによって多くのしるしと不思議が行われていやしと救いが起こり、多くの人の尊敬を集めていました。大祭司たちはそれを妬み使徒たちを留置しました。 1.聖霊様を欺く罪  すると、ペテロは言った。「アナニア。なぜあなたはサタンに心を奪われて聖霊を欺き、地所の代金の一部を自分のために取っておいたのか。・・・売った後でも、あなたの自由になったではないか。・・・あなたは人を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」使徒 5:3,4  アナニアとサッピラは、バルナバの献金(使徒4:36,37)を見ていたのか、自分たちの評判を上げようとして口裏を合わせて使徒たちを欺こうとしました。何とその結果は死でした。使徒たちへの欺きは、聖霊様と神様...
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「カナの婚礼」(聖日礼拝メッセージ 2024/05/26)

今日のテーマは「カナの婚礼」です。  それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。  イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。  ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。  すると、イエスは母に言われた。「女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。」  母は給仕の者たちに言った。「あの方が言われることは、何でもしてください。」                                                       ヨハネ 2:1~5  1.イエス様が母マリアに言われた御言葉の意味は何でしょうか。  2.それを聞いたマリアの反応はどのようなものでしょうか。  3.その反応はどのような結果をもたらしたでしょうか。                       ...
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「教会の成長」(ペンテコステ聖日礼拝メッセージ 2024/05/19)

 今日は「使徒の働き6」「教会の成長」です。ペテロとヨハネは、「イエスの名によって語ってはならない」と脅されて釈放され、仲間の所に帰って心を一つにして祈りました。その時、一同は聖霊様に満たされ一致して前進して行きました。教会成長のポイントを考えてみましょう。 1.祈りと聖霊様の満たし  彼らが祈り終えると、集まっていた場所が揺れ動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語り出した。使徒 4:31  ペンテコステは一同がイエス様の命令に従い、聖霊様を待ち望む祈りから始まりました。祈りは初代教会の特徴であり力の源です。  私たちが集まり、心を一つにして祈り合うことは神様のみこころです。  あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。エペソ 6:18 2.証しと教え  使徒...
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「神に聞き従う」(聖日礼拝メッセージ 2024/05/12)

 今日は「使徒の働き5」「ペテロとヨハネの投獄」です。ペテロとヨハネは、生まれつき足の不自由な人のいやしから始まった説教の最中に、祭司、宮の守衛長、サドカイ人たちによって捕らえられ留置されてしまいました。二人は「イエスの名によって語ってはならない」と脅されましたが、「人に聞き従うより、神様に聞き従います。」と宣言しました。 1.祭司たちの苛立ち  彼らは、二人が民を教え、イエスを例にあげて死者の中からの復活を宣べ伝えていることに苛立ち、二人に手をかけて捕らえた。そして、翌日まで留置することにした。使徒 4:2,3  ペテロは、生まれつき足の不自由な人がいやされたのは、約束されたメシヤであるイエス様の十字架と復活、イエス様によって与えられる信仰によると証言しました。当時、宗教的に支配権を持っていた貴族的で裕福なサドカイ人は、霊魂不滅、復活などを信じない保守的な人々でした(マタイ 22:...
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「ペテロの説教」(聖日礼拝メッセージ 2024/05/05)

 今日は「使徒の働き4」「ペテロの説教」です。ペテロとヨハネは、祈るために宮に行った時に、施しを求める生まれつき足の不自由な人に会いました。ペテロは「金銀は私にはない。イエスの名によって、歩きなさい。」と言い、その人はいやされました。ペテロは驚いて集まって来た人々に福音を伝え、悔い改めを迫りました。 1.変えられたペテロ  しかし、わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」ルカ 22:32  ペテロはイエス様に、一緒に死ぬ覚悟があると大見栄を切りましたが、3回もイエス様を知らないと強く否定し、裏切ってしまいました。しかし、イエス様は、そんなペテロでも悔い改めて立ち直り、リーダーとしてやっていってくれると信じて執り成しの祈りをしてくださいました。 2.謙遜なペテロ  「イスラエルの皆さん、どう...
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