礼拝メッセージ

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「女と竜」(聖日礼拝メッセージ 2021/08/17)

 今日のテーマは黙示録17「女と竜」です。ヨハネは、迫害下にある教会と兄弟姉妹に神様からの励ましのメッセージを記しています。いかにサタンの力が強力であっても、それを打ち破り最終的に勝利を得るのは、神様であり、よみがえられたイエス様です。そのイエス様に信仰を置いているクリスチャン一人ひとりも勝利者です。 1.女と男の子  大きなしるしが天に現れた。一人の女が太陽をまとい、月を足の下にし、頭に十二の星の冠をかぶっていた。・・・女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもってすべての国々の民を牧することになっていた。その子は神のみもとに、その御座に引き上げられた。黙示録 12:1~5(創世記 37:9)  女は、神様に選ばれて律法と契約が与えられ、メシヤであるイエス様をを生んだイスラエル民族を現わしています。そして、メシヤから生まれた教会をも意味しています。男の子はイエス様を現わし、すべての国...
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「七つのラッパ(3)」聖日礼拝メッセージ 2025/08/10

 今日のテーマは黙示録16「7つのラッパ(3)」です。第二のわざわいが 10,11章まで続きます。その間、一人の強い御使いが現れてヨハネに小さな巻物を食べさせ、二人の証人について告げます。その後、ついに第七のラッパが吹かれ、主の最終的なご支配とさばきが宣言されます。 1.小さな巻物  もう一人の強い御使いが、雲に包まれて天から下って来るのを見た。・・・手には開かれた小さな巻物を持っていた。・・・そこで、私はその小さな巻物を御使いの手から受け取って食べた。口には蜜のように甘かったが、それを食べてしまうと、私の腹は苦くなった。黙示録 10:1~10  ヨハネは、天から下って来る一人の強い御使いを見ます。その御使いは、雲に包まれて来られ(ルカ 21:27)、顔は太陽、足は火の柱のようで、イエス様のようにも見えます。御使いは、神様の審判の日が間もなくやって来ることを力強く告げます。そして、ヨ...
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「7つのラッパ(2)」(聖日礼拝メッセージ 2025/08/03)

 今日のテーマは黙示録15「7つのラッパ(2)」です。8章では、第一から第四のラッパが吹かれて、地、海、川、天に災いが下されました。今日の9章では、第五と第六のラッパを見ていきましょう。 1.第五のラッパ(第一のわざわい)  第五の御使いがラッパを吹いた。すると私は、一つの星が天から地に落ちるのを見た。その星には、底知れぬ所に通じる穴の鍵が与えられた。・・・その煙の中からいなごが地上に出て来た。・・・どんな木にも害を加えてはならないが、額に神の印を持たない人たちには加えても良い、と言い渡された。黙示録 9:1~4(出エジプト 10:1~20、ヨエル 1:4)  隕石によって空いた穴から悪魔のようないなごが出現し、第一のわざわいが始まります。いなごはサソリのような毒を持ち、姿は馬、金の冠、顔は人間、長い毛髪、獅子の歯、鉄の胸当てなどを持ち、五か月間、神様の印を持たない人々を苦しめる許可...
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「7つのラッパ(1)」(聖日礼拝メッセージ 2025/07/27)

 今日のテーマは黙示録14「7つのラッパ(1)」です。8章で第七の封印が解かれてから、少しの間静けさがあり、7人の御使いに7つのラッパが与えられました。また、別の御使いによって聖徒たちの祈りに添えて香炉がささげられました。今日は、第一から第四のラッパを見ていきましょう。 1.香は祈り  別の御使いが来て、金の香炉を持って祭壇のそばに立った。すると、たくさんの香が彼に与えられた。すべての聖徒たちの祈りに添えて、御座の前にある金の祭壇の上で献げるためであった。香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。 黙示録 8:3.4(5:8)  私の祈りが 御前への香として 手を上げる祈りが 夕べのささげ物として立ち上りますように。詩篇 141:2  災いが始まる前の一時の静けさの中で、聖徒たちの祈りが主の前に献げられます。香は聖徒たちの祈りであり(黙示録 5:8)、金...
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「神の民」(聖日礼拝メッセージ 2025/07/20)

 今日のテーマは黙示録13「神の民」です。6章の最後で第六の封印が解かれて天変地異、さばきの患難があり、8章で第七の封印が解かれますが、その間の7章で神の民の様子が描き出されています。14万4千人とは、白い衣を身にまとった人々とはだれを現わしているのでしょうか。 1.神の印  また私は、もう一人の御使いが、日の昇る方から、生ける神の印をもって上って来るのを見た。彼は、地にも海にも害を加えることを許された四人の御使いたちに、大声で叫んだ。・・・私は、印を押された者たちの数を耳にした。それは十四万四千人で、イスラエルの子らのあらゆる部族の者が印を押されていた。黙示録 7:2~4  14万4千人は地上にあって、激しい患難が襲いかかる前、四人の御使いが嵐を押さえこんでいる間に額に神様の所有のしるしとして印が押されました(反キリスト、獣の刻印は"666" 黙示録 13:18)。その数はイスラエ...
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「封印を解くお方」聖日礼拝メッセージ 2025/07/13

 今日のテーマは黙示録11,12「封印を解くお方」です。巻物にはイエス様の最終的な贖い、終末の恐ろしい出来事、神様がともに住まわれる贖われて回復した新天新地が記されています。この巻物を解くことができるのはユダ族の獅子、子羊なるイエス様だけです。 1.千年王国(期)の諸説  彼らはキリストの祭司となり、キリストとともに千年の間、王として治める。しかし、千年が終わると、サタンはその牢から解き放たれ、・・・黙示録 20:6,7  千年王国(期)とは「世の終わり前のキリストが支配する、全世界に及ぶ義と平和の千年間」のことです。終末(千年王国、艱難、再臨、携挙など)に関しては歴史的に3つの説があります。  1)無千年王国説(ア・ミレニアム)カトリックなど   千年は象徴的なもので文字通りの千年ではない。黙示録を比喩的に解 釈する。現在、キリストがみことばと聖霊様により支配している。 ...
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「いちじくの木が示すもの」(聖日合同礼拝メッセージ 2025/07/06)

 翌日、彼らがベタニアを出たとき、イエスは空腹を覚えられた。  葉の茂ったいちじくの木が遠くに見えたので、その木に何かあるかどうか見に行かれたが、そこに来てみると、葉のほかには何も見つからなかった。いちじくのなる季節ではなかったからである。  するとイエスは、その木に向かって言われた。「今後いつまでも、だれもお前の実を食べることがないように。」弟子たちはこれを聞いていた。    マルコ 11:12~14  さて、朝早く、彼らが通りがかりにいちじくの木を見ると、それは根元から枯れていた。  ペテロは思い出して、イエスに言った。「先生、ご覧ください。あなたがのろわれた、いちじくの木が枯れています。」  イエスは弟子たちに答えられた。「神を信じなさい。まことに、あなたがたに言います。この山に向かい、『立ち上がって、海に入れ』と言い、心の中で疑わずに、自分の言ったとおりになると信じる者に...
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「天の幻」(聖日礼拝メッセージ 2025/06/29)

 今日のテーマは黙示録10「天の幻」です。ヨハネはイエス様から7つの教会に対するメッセージを託された後、天に引き上げられ開かれた門に招き入れられました。イエス様はヨハネにこの後必ず起こることを見せようと言われ、ヨハネは天の門の中の様子を垣間見ました。これらの描写は、ローマ皇帝の弾圧、最終的で完全なる神様のさばきがやってきても、神様が御座に着いてすべてを支配しておられるので、イエス様の完全なる贖いの業が成就することを示しています。このメッセージは、当時迫害に遭い殉教が迫っていた兄弟姉妹の大きな励ましと慰めになりました。 1.天の御座におられる主  すると見よ。天に御座があり、その御座に着いている方がおられた。その方は碧玉や赤めのうのように見え、御座の周りには、エメラルドのように見える虹があった。黙示録 4:2,3  ヨハネは御座に着いておられる神様ご自身を見ましたが、具体的な姿ではなく...
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「終わりの日の前兆」(聖日礼拝メッセージ 2025/06/22)

 今日のテーマは黙示録9「終わりの日の前兆」です。弟子たちは将来を不安に思ってイエス様に世の終わりについて聞きました。現在は、世界情勢が混沌とし、戦争、気候変動、食糧危機、世界や各国内の分断など将来に対する不安が増大しています。世の終わりを強調する人たちもいますが、みことばといちじくの木から教訓を学びましょう。 1.神殿崩壊の預言  ・・・弟子たちがひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのですか。あなたが来られ、世が終わる時のしるしは、どのようなものですか。マタイ 24:3(マルコ13章、ルカ21章)  弟子たちはイエス様の再臨と世の終わりのしるしについて尋ね、イエス様は世の終わりのしるしの一つとして神殿の破壊を預言しました。神様が愛されたエルサレム、神様の家である神殿ではありましたが、イスラエルの罪ゆえにAD70年ローマ軍により崩壊しました(マタ...
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「生ぬるい」(聖日礼拝メッセージ 2025/06/15)

 今日のテーマは黙示録8「ラオディキアの教会」です。ラオディキアの教会に「アーメンである方、確かで真実な証人、神による創造の源である方」が忠告を与えておられます。ラオディキアの教会は経済的豊かさから高慢と自己満足に陥り、教会の主人であるイエス様(コロサイ 1:18)を教会から締め出し、イエス様がドアの外でノックしている状況でした。心の扉を開いてイエス様を迎える人は、親しい交わりに入ります。 1.生ぬるい  あなたは生ぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしは口からあなたを吐き出す。あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、足りないものは何もないと言っているが、実はみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸であることが分かっていない。黙示録 3:16,17  ラオディキアは、金融業と黒毛織物製造による裕福な町で、医療学校があり、目薬でも有名でした。彼らは、経済的豊かさと医療的な誇りで高慢とな...
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