礼拝メッセージ

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ほんとうの幸福(礼拝メッセージ2012/06/10)

 私たちの兄弟であり、キリストの福音において神の同労者であるテモテを遣わしたのです。それは、あなたがたの信仰についてあなたがたを強め励まし、このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。あなたがた自身が知っているとおり、私たちはこのような苦難に会うように定められているのです。     Ⅰテサロニケ 3:2, 3     私たち人間のほんとうの幸福とは何でしょうか。クリスチャンにとってのほんとうの幸福とは何でしょうか。  私たちは、楽で平和で何事もないことが幸福と考えます。  親が自分の子どもを守り過ぎると、子どもは間違った世界観を身に着けてしまい、厳しい現実に対応する力が育たなくなって虚しさや漠然とした不安に駆られるそうです。  クリスチャンも間違った神様観、間違った聖書観、間違った信仰観を持ってしまうと、その偽りを達成しようと頑張ってしまい、疲...
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信じきる信仰:ダニエル(礼拝メッセージ2012/06/03)

 ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。  神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。  ダニエル 1: 8,9   ダニエルは、バビロン捕囚時に一少年としてバビロンの宮廷に連行された。彼は貴族の出身で優れた知恵と能力に満ちていた。ダニエルと友人たちは少年ではあったが、神様に対する純粋で忠実な信仰があった。自分たちの身に危険が及ぶようなことがあっても決して妥協せず、主の助けを信じきって歩みました。   もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。  しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」         ...
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ペンテコステ・聖霊降臨日(礼拝メッセージ2012/05/27)

 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。  すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。  また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。  すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。           使徒の働き 2: 1~4  旧約聖書では、「七週の祭り」「刈り入れの祭り」と呼ばれて、過越しの祭りに続く種を入れないパンの祭りで大麦の初穂をささげてから七週間後、50日目の祭りである。  この日、弟子たちはイエス様から命じられたとおりに、エルサレムにとどまって聖霊様が与えられるのを待ち望んでいた。    聖霊降臨には次のような意味がある。(新キリスト教辞典) ①十字架と復活の一連の贖いのわざの完了と終結を意味する。          ...
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ダビデの心(礼拝メッセージ2012/05/20)

 私は、恵みとさばきを歌いましょう。主よ。あなたに、ほめ歌を歌いましょう。  私は、全き道に心を留めます。いつ、あなたは私のところに来てくださいますか。私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。  私の目の前に卑しいことを置きません。私は曲がったわざを憎みます。それは私にまといつきません。  曲がった心は私から離れて行きます。私は悪を知ろうともしません。  陰で自分の隣人をそしる者を、私は滅ぼします。高ぶる目と誇る心の者に、私は耐えられません。   詩篇 101: 1~5    この短い詩篇の中に、ダビデの主に対する心、自分自身の生き方に対する強い確信が記されています。    ①全き道(みこころにそった道)に心を留める。  ②人の目のないところでも正しい生活をする。  ③卑しいこと(低俗で下品なもの)を求めない。  ④不正と陰口と欺きと偽りを憎む。  ⑤高慢...
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母の愛と神の愛(礼拝メッセージ2012/0513)

 今日は、「母の日」です。聖書ほど親の大切さを教えている書物はありません。親の愛に報いる生き方、親を尊敬し大切にすることが人生の祝福であることを教えています。  あなたを生んだ父の言うことを聞け。あなたの年老いた母をさげすんではならない。 箴言 23:22    あなたの父と母を喜ばせ、あなたを産んだ母を楽しませよ。               箴言 23:25    親の無償の愛は、私たちを造られ、私たちを愛されている神様の深い愛から来ています。私たちはどれほど神様と両親から深い愛を受けて来たことでしょうか。  私を胎内で造られた方は、彼らをも造られたのではないか。 私たちを母の胎内に形造られた方は、ただひとりではないか。                   ヨブ 31:15    しかし、あなたは私を母の胎から取り出した方。母の乳房に拠り頼ませた方。生まれる前か...
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「奴隷である自由人」(礼拝メッセージ2012/05/06)

 私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。 ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。それはユダヤ人を 獲得するためです。律法の下にある人々には、私自身は律法の下にはいませんが、律法の下にある者のようになりました。それは律法の下にある人々を獲得するためです。  律法を持たない人々に対しては、―私は神の律法の外にある者ではなく、キリストの律法を守る者ですが、―律法を持たない者のようになりました。それは律法を持たない人々を獲得するためです。弱い人々には、弱い者になりました。弱い人々を獲得するためです。すべての人に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。  私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。            Ⅰコリント 9:19~2...
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あなたは何に頼りますか(礼拝メッセージ2012/04/28)

 王は軍勢の多いことによっては救われない。勇者は力の強いことによっては救い出されない。軍馬も勝利の頼みにはならない。その大きな力も救いにならない。  見よ。主の目は主を恐れる者に注がれる。その恵みを待ち望む者に。彼らのたましいを死から救い出し、ききんのときにも彼らを生きながらえさせるために。  私たちのたましいは主を待ち望む。主は、われらの助け、われらの盾。まことに私たちの心は主を喜ぶ。私たちは、聖なる御名に信頼している。  主よ。あなたの恵みが私たちの上にありますように。私たちがあなたを待ち望んだときに。        詩篇 33:16~22  ダビデは、百戦錬磨の武将であり王様です。経験上、軍備が揃い、強力でモチベーションの高い戦士が多くいれば戦いに勝利できると考えるのが普通でしょう。しかし、ダビデははっきりと告白します。勝利と救いは、軍勢・勇者・軍馬にはよらないこと...
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ねたみから不信仰へ(礼拝メッセージ2012/04/22)

 それゆえ、その民は、ここに帰り、豊かな水は、彼らによって飲み干された。こうして彼らは言う。「どうして神が知ろうか。いと高き方に知識があろうか。」見よ。悪者とは、このようなものだ。彼らはいつまでも安らかで、富を増している。  確かに私は、むなしく心をきよめ、手を洗って、きよくしたのだ。私は一日中打たれどおしで、朝ごとに責められた。  もしも私が、「このままを述べよう。」と言ったなら、確かに私は、あなたの子らの世代の者を裏切ったことだろう。  私は、これを知ろうと思い巡らしたが、それは、私の目には、苦役であった。  詩篇 73:10~16  詩篇73篇はダビデの聖歌隊の指揮者であるアサフの賛歌です。  彼は、人々が疑問に思い、苦しんでいる永遠のテーマ「悪人の繁栄と信仰者の苦難」を詩としました。 悪人は、  ・人に対しても神様に対しても傲慢な態度。  ・高慢と暴虐...
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神によって、私たちは力ある働きをします。(礼拝メッセージ2012/04/15)

 神によって、私たちは力ある働きをします。  神こそ、私たちの敵を踏みつけられる方です。詩篇 60:12  私たちにどんな力があるでしょう。主の益となる働きができるでしょうか。主から与えられた役割、任されたものを正しく管理する働きを全うできるでしょうか。    ゲラサ地方の民衆はみな、すっかりおびえてしまい、イエスに自分たちのところから離れていただきたいと願った。そこで、イエスは舟に乗って帰られた。そのとき、悪霊を追い出された人が、お供をしたいとしきりに願ったが、イエスはこう言って彼を帰された。「家に帰って、神があなたにどんなに大きなことをしてくださったかを、話して聞かせなさい。」そこで彼は出て行って、イエスが自分にどんなに大きなことをしてくださったかを、町中に言い広めた。   ルカの福音書 8:37~39  ゲラサの墓に住む、悪霊に憑かれた人は裸で暴れ回り、家族はもとよ...
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復活を前提とした生活(礼拝メッセージ2012/04/08)

 兄弟たち。私にとって、毎日が死の連続です。これは、私たちの主キリスト・イエスにあってあなたがたを誇る私の誇りにかけて、誓って言えることです。  もし、私が人間的な動機から、エペソで獣と戦ったのなら、何の益があるでしょう。もし、死者の復活がないのなら、「あすは死ぬのだ。さあ、飲み食いしようではないか。」ということになるのです。  思い違いをしてはいけません。友だちが悪ければ、良い習慣がそこなわれます。  目をさまして、正しい生活を送り、罪をやめなさい。神についての正しい知識を持っていない人たちがいます。私はあなたがたをはずかしめるために、こう言っているのです。 Ⅰコリント 15:31~34  ユダヤ人は肉体の復活を信じ、ギリシャ人はたましいだけの復活を信じていた。アテネの人々がイエス様の復活を嘲笑したことが記されている(使徒の働き17:32)。(Ⅰコリント15:12) ...
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