2019-07

礼拝メッセージ

「信仰の王 ダビデ」(礼拝メッセージ2019/07/28)

Ⅱサムエル記には、サウル王の死後にダビデ王がイスラエルを統一し王国を確立したことが記されています。しかし、そこには国内外の問題、家族の問題、ダビデ自身の失敗など、様々な問題がありました。 1.王国の確立 ダビデは、サウル王の死後、主に油注がれた故サウル王に敬意を表して、サウル家の人々を尊重し(Ⅱサムエル 1:17~27、2:6、9:1)、サウル派とダビデ派を統一して王国を確立しました。また、エルサレムを新しい首都とし、神様の契約の箱を運び入れて安置して民を信仰へと導きました。さらに、周囲の敵国を征服し平和を実現しました(Ⅱサムエル 7:1)。 ダビデは多くの詩篇を残しています(彼の名前が付いている詩篇は73ある)。彼は晩年まで篤い信仰を持ち続け、あらゆる場面で主をほめたたえ、心のうちをぶつけ、主に助けを求め、神様と親しく歩みました。 主はわが厳 わが砦 わが救い主 ...
ジョイジョイクラブ

ジョイジョイこどもまつり7月31日(水)

礼拝メッセージ

「主のしもべ」(礼拝メッセージ2019/07/21)

サムエル記Ⅰ、Ⅱは、元々ヘブル語聖書では1巻でした。士師時代の終りから、ダビデ王の最後までの約100年間(BC1075~975)について記されています。サムエルは霊的な指導者として活躍し、イスラエルの王に油を注いだ人物です。第1にはサウルとヨナタンの死までが記されています。 1.サムエル サムエルは父エルカナ、母ハンナの間に生まれましたが、誕生前から神様に仕える者として献げられました。ハンナは心から主をたたえました(ハンナの祈りⅠサムエル2:1~10)。 サムエルは幼い時から祭司エリに仕え、エリの息子たち(献げ物の強奪、不品行、Ⅰサムエル2:12~17、22~25)とは対照的に、最後の士師、最初の預言者として、背教のイスラエルにあって、民を導きました。その後、民の要求により最初の王サウルに油を注ぎ、サウル王が不信仰によって失脚した後には、ダビデに油を注ぎました。彼は君主政治...
礼拝メッセージ

「あなたの神は私の神」(礼拝メッセージ2019/07/14)

ルツ記には、士師時代の背信、偶像崇拝、争いの中にあって、1人のモアブ人女性の純粋な信仰と義母への献身的な愛が描かれています。ルツの子孫にダビデ王が生まれ、その家系に救い主イエス様が生まれました。 1.予期せぬ出来事 エリメレク・ナオミ一家は、飢饉によって異国への移住を余儀なくされました。その後、エリメレクは死に、結婚した2人の息子も嫁を残して死にました。幸せを求めて新天地へ行ったにもかかわらず結果は散々でした。 さばきつかさが治めていたころ、この地に飢饉が起こった。・・・モアブの野へ行き、そこに滞在することにした。ルツ記 1:1 全能者が私を大きな苦しみにあわせたのですから。・・・主が私を卑しくし、全能者が私を辛い目にあわせられたというのに。ルツ記1:20,21 2.人との出会い、神様との出会い モアブへの移住により、ナオミは2人のモアブ人女性オル...
礼拝メッセージ

「あなたは、勇士」(礼拝メッセージ2019/07/07)

ギデオンは、ぶどうの踏み場で小麦を打っていた。ミディアン人から隠れるためであった。主の使いが彼に現れて言った。「力ある勇士よ、主があなたとともにおられる。」    士師記 6:12 「士師記」には、ヨシュアの死からサムエルの登場までが記されています(BC1220~1050頃)。イスラエルには霊的指導者がなく、主を捨てて異教の神々を慕い求め、その結果、カナン人に苦しめられました。彼らは苦しみのうちから主に助けを求め、主が救助者である士師を遣わして救出されました。しかし、その士師が死ぬと再び不信仰に陥ってしまいました。このパターンが何回も繰り返されました。 士師記には12人の士師が登場しますが、そのうちの6人(オテニエル、エフデ、デボラ/バラク、ギデオン、エフタ、サムソン)について詳述されています。士師記は私たちに何を教えているのでしょうか。 1.自分の目に良いと見えるこ...
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