「聖さを全うする」(礼拝メッセージ2020/08/16)
パウロはコリント教会を最も心配してテモテを派遣し、第一の手紙と「悲しみの手紙」を送り、その後自身も訪問し、テトスをも派遣しました。
コリント人への手紙第二は、派遣されていたテトスがもたらした「問題一部解決」の報を受けて書き送ったものです。コリント教会の最悪の事態は避けられましたが、パウロは、偽教師によるパウロの使徒職と権限の否定に対する弁明、さらに、キリストにある苦しみと復活の希望についての教えを伝える必要がありました。
1.パウロの使徒職
私たちは自分自身を宣べ伝えているのではなく、主なるイエス・キリストを宣べ伝えています。私たち自身は、イエスのためにあなたがたに仕えるしもべなのです。Ⅱコリント 4:5
偽教師たちは兄弟姉妹を惑わして、パウロの使徒職やコリント教会に対する権限を否定し、自分たちの偽りの教えを持ち込んでいました。パウロはコリント教会を立て上げて仕えてきまし...