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礼拝メッセージ 「イエス様の栄光」(礼拝メッセージ2021/01/10)
へブル人への手紙は、信仰が浅く、ユダヤ教との間で信仰が揺れ動くユダヤ人クリスチャンのために書かれたと言われています。彼らは救い主イエス様に対する信仰の確信が揺らぎ、律法・宗教行事・例祭・行いに縛られていた宗教生活に逆戻りしようとしていました。
この手紙では、救い主イエス様こそ創造主が人となられた方、旧約聖書で約束されていたメシア、不完全な動物による贖いではない真の完全な贖い主であることを教えています。
1.創造主なるイエス様
神は御子を万物の相続者と定め、御子によって世界を造られました。御子は神の栄光の輝き、神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。へブル 1:2,3
聖書は、イエス様が賢人、偉人、預言者、聖人、宗教家、博愛主義者ではなく、天地万物の創造者であることを明確にしています。
2.人となられたイエス...
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礼拝メッセージ 「いの一番」(礼拝メッセージ2021/01/03)
「いの一番」とは、「いろは」の一番目の意から「真っ先、一番目」という意味です。神様は、ご自分の民イスラエルをエジプトの奴隷状態から開放した日を一年の初め、正月として記念し、何はともあれ、「いの一番」に神様を礼拝し、神様の尊い救いに感謝してスタートするように命じられました。
1.神様の民イスラエルの出発
主はエジプトの地でモーセとアロンに言われた。「この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。」イスラエルの全会衆に次のように告げよ。この月の十日に、それぞれが一族ごとに羊を、すなわち家ごとに羊を用意しなさい。 出エジプト 12:2,3
エジプトで400年間奴隷状態にあった神様の民イスラエルは、BC1446年にモーセに率いられてエジプトから脱出しました。神様は、イスラエルを解放させまいとする頑ななパロに対して、9つの災い(ナイル川が血、かえる、ブヨ、あぶ、疾病...
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礼拝メッセージ 元旦礼拝メッセージ要約「主のいつくしみ」(2021/01/01)
主はいつくしみ深い。
主に望みを置く者、主を求めるたましいに。
主の救いを静まって待ち望むのは良い。
人が、若いときに、くびきを負うのは良い。
それを負わされたのなら、ひとり静まって座っていよ。
口を土のちりにつけよ。
もしかすると希望があるかもしれない。
自分を打つ者には頬を向け、十分に恥辱を受けよ。
主は、いつまでも見放してはおられない。
主は、たとえ悲しみを与えたとしても、
その豊かな恵みによって、人をあわれまれる。
主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。
哀歌 3:25~33
昨年2020年は、新型コロナで始まり、新型コロナで終わった1年でした。今までの生活様式、考え方、価値観、家族関係、人との付き合い方など、様々な面で再考を迫られる年でした。
家族や友人と自由に会うことができないストレス、学業や就業の面での変化、失業や収入減...
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礼拝メッセージ 「格下を愛せるか」(礼拝メッセージ2020/12/27)
ピレモンへの手紙は、AD61年頃、パウロが親友のピレモンに送った奴隷オネシモに関するお願いの手紙です。ピレモンはパウロによって信仰に導かれた人で、コロサイで家を教会として開放するほど裕福な人だったようです(ピレモン2)。ピレモンの奴隷だったオネシモは、主人の家で窃盗を働き、逃亡中にローマでパウロと出会って回心し、パウロに仕えていたようです。パウロはピレモンに対してオネシモを兄弟として迎えてくれるようにお願いしています。
1.格下の者を愛せるか
もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、愛する兄弟としてです。・・・あなたが私を仲間の者だと思うなら、私を迎えるようにオネシモを迎えてください。ピレモン 16,17
当時は、征服戦争によって捕虜が奴隷とされ、人権は認められず商品として売買されていました。ピレモンは、経済的に裕福で奴隷を所有し、社会的地位もある人のようです。いくら信仰に導...
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礼拝メッセージ 「御子を持つ者は幸い」(クリスマス礼拝メッセージ2020/12/20)
クリスマスは、多くの人々にとってワクワク、ウキウキするうれしいシーズンです。クリスチャンにとっては、愛する救い主イエス様の誕生日であり、罪の赦しと永遠のいのちが与えられたので、自然と喜びと感謝が湧き上がってきます。「御子を持つ者の幸い」について考えいきましょう。
1.神から生まれた者
イエスがキリストであると信じる者はみな、神から生まれたのです。Ⅰヨハネ 5:1
神の御子の名を信じているあなたがたに、これらのことを書いたのは、永遠のいのちを持っていることを、あなたがたに分からせるためです。Ⅰヨハネ 5:13(ヨハネ 3:3,36)
クリスチャンとは、キリスト教という宗教を信じる人ではありません。神様の御前に罪を悔い改めて、イエス様を自分のキリスト(救い主)であると信じ受け入れた人、神様から新しく生まれた人です。イエス様を主と告白し、イエス様のよみがえりを信じる者は救われます(ロ...
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礼拝メッセージ 「正しい行い」(礼拝メッセージ2020/12/13)
パウロは、コリント教会の厄介な問題を解決したり、精力的に宣教する指導力のあるテトスをとても信頼していました。テトスへの手紙では、自らが救いに導いた我が子のようなテトスに対して、神様の恵みによって救われたクリスチャンの「正しい行い」の大切さを教えています。
1.反抗的な者を戒めよ
「クレテ人はいつも嘘つき、悪い獣、怠け者の大食漢。」この証言は本当です。ですから、彼らを厳しく戒めて、その信仰を健全にし、テトス1:12,13
ユダヤ主義は、クレテでも人々に悪影響を与えており、クレテ人の古くからの悪い性質が拍車をかけていました。ユダヤ主義者は、反抗的で不正な利益を求め、空想話と偽りの教えによって人々を惑わして、いくつもの家庭を破壊していました。また、クレテ人は怠惰な大食漢で平気でうそをつく人たちでした。彼らはクリスチャンと自称していましたが、行動が伴っておらず、生活では神様を...
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礼拝メッセージ 聖日礼拝(2020/12/06)インターネット配信
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礼拝メッセージ 「パウロ、最後の手紙」(礼拝メッセージ2020/12/06)
パウロは、最初の投獄(使徒28章)から釈放され、西方地域の伝道活動の間にⅠテモテとテトスへの手紙を、再投獄時にテモテへの手紙第2を記したとされています。テモテへの手紙第2は、パウロの最後にして、最も感動的な手紙です。パウロがこの手紙を書いていた時は、クリスチャンの仲間が離れ去り、そばにはルカしかおらず、殉教が迫っていました。しかし、彼には少しの恐れや疑いがなく、主に対する信頼と今までの歩みに対する確信と我が子のようなテモテを励ます心だけがありました。
1.困難な時代
終わりの日には困難な時代が来ることを、承知していなさい。Ⅱテモテ3:1
パウロは困難な時代がやって来ると明言しました。それは、ローマ皇帝ネロや異教徒による外側からの迫害と内側からの兄弟姉妹の背信・離反です(Ⅱテモテ1:15,2:17,4:10,14)。私たち兄弟姉妹はイエス様から、互いに愛し合い、...
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礼拝メッセージ 「主を待ち望め、主の道を守れ」(礼拝メッセージ2020/11/29)
今日からアドベント(待降節)に入ります。英語のアドベント(Advent)はラテン語Adventusから来ており、来臨、到来の意です。特に旧約聖書で約束されていた救い主、待望のメシアが世に来られることを意味します。イエス・キリストが誕生されたことを祝うクリスマスを待ち望み、クリスマスに備えるという意味でアドベントです。5世紀前後から、クリスマスの4回前の主の日を守る習慣が定着したようです。
1.疑いを持つことの大切さ
天使ガブリエルが、世界の救い主なる男の子を生みますとマリアに告げると「どうして・・・」(ルカ 1:34)と疑い、ザカリヤも「何によって」(ルカ 1:18)と疑いました。この二人の疑いの違いは何でしょうか?多くの学者は、マリアは、神様の言葉を信じつつ、ただどのような方法なのか分からないという意味で疑い、ザカリアは、神様に対する不信仰によることばと考えているようです。
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