礼拝メッセージ

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「希望は力」(礼拝メッセージ2015/08/09)

人が生きていくためには「衣食住」が必要ですが、それ以上に「希望」がなければ生きていけません。日本では、昨年1年間に25,427人の人が自ら命を絶っています。実に交通事故死亡者の4,113人の6倍です。絶望にしか目が行かず、「希望」を見いだせなかったのでしょうか。人が窮地に陥った時には、最後まであきらめずに「希望」を持ち続けた人が助かっています。 人生は苦難と困難に満ちています。クリスチャンにとっても「希望」はとても重要なものです。(Ⅰコリント13:13) 幻がなければ、民はほしいままにふるまう。箴言 29:18 1)希望のない罪人 そのころのあなたがたは、キリストから離れ、イスラエルの国から除外され、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない人たちでした。エペソ 2:12 2)信仰義認 キリストの中にある者と認められ、律法による自分...
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「愛とは何か」(礼拝メッセージ2015/08/02)

「愛」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。「男女の愛、親の愛、家族の愛、友情、郷土に対する愛、国に対する愛」など、いろいろな愛があります。人は誰でも愛されたいし、愛情深い人になりたいと思うものです。しかし、「溺愛、偏愛、愛欲」など人の「愛」は、自己中心的になりやすいのも事実です。 聖書の特徴は「愛」とも言われます。聖書では「愛」についてどのように言っているでしょうか。聖書の言う「本当の愛」とはどのようなものでしょうか。 新約聖書が書かれたギリシャ語で「愛」を意味する言葉は、次の4つです。 ①アガペー:愛される価値のない者を愛する愛、無償の愛 ②フィリア:人情、友愛、価値への賛同による結合 ③エロース:男女間の自然の愛や恋愛(聖書中では不使用) ④ストルゲー:肉親愛、骨肉の情(聖書中では不使用) 1)人は、神様のかたちに造られたが、罪ゆえに自己中心的な愛になってしまい...
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「信仰とは何か」(礼拝メッセージ2015/07/26)

一般に「信仰」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。「弱い人間が求めるもの、カルト宗教、非科学的、思い込み、軽視できるもの」いろいろあるでしょうが、否定的なものが多いかもしれません。しかし、すべての人は、日常的に信仰によって歩んでいます。逆に信仰がなければ、情緒不安定と不信と孤独の中で苦しみ、生きていくことは出来ないでしょう。 聖書の中には「信仰」ということばが、258箇所に記されています。本当の「信仰」は、私たちにとって欠かせない重要なことばであり、人生(生活)の要素です。しかし、「信仰」には、「悪い信仰」と「良い信仰」があります。 悪い信仰 ①盲(妄)信する。 ②間違ったものを信じる。 ③自分に都合が良いように信じる。(自己中信仰) 良い信仰 ①みことば(聖書)を信じる 信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、したがって、見...
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「アハブ王をそそのかした妻イゼベル」(礼拝メッセージ2015/07/19)

イゼベルはナボテが石打ちにされて殺されたことを聞くとすぐ、アハブに言った。「起きて、イズレエル人ナボテが、あなたに売ることを拒んだあのぶどう畑を取り上げなさい。もうナボテは生きていません。死んだのです。」 Ⅰ列王記 21:15 アハブ王は、神の国イスラエルの王でありながら、バアル崇拝者となり、更に、罪無き主のしもべナボテを殺害してぶどう畑を略奪しました。アハブ王は、即位の時点からそれまで最悪の王とされていた父オムリに輪をかけて超最悪の王になっていました(Ⅰ列王記16:25~33)。アハブ王に多大な悪影響を与えたのは、妻イゼベルでした。イゼベルは、主の預言者を平気で殺害することができた女でした。 アハブのように、裏切って主の目の前に悪を行なった者はだれもいなかった。彼の妻イゼベルが彼をそそのかしたからである。彼は偶像につき従い、主がイスラエル人の前から追い払われたエモリ人...
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「死を願うエリヤといつも共におられる主」(礼拝メッセージ2015/07/12)

アハブは、エリヤがしたすべての事と、預言者たちを剣で皆殺しにしたこととを残らずイゼベルに告げた。すると、イゼベルは使者をエリヤのところに遣わして言った。「もしも私が、あすの今ごろまでに、あなたのいのちをあの人たちのひとりのいのちのようにしなかったなら、神々がこの私を幾重にも罰せられるように。」彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うため立ち去った。 Ⅰ列王記 19: 1~3 預言者エリヤは450人のバアル預言者と対決し、大勝利を収めました。民は「主こそ神です!」と告白し、エリヤの命令によってバアルの預言者たちを殺しました。イゼベルはその結果に怒りエリヤを殺す決意をし、エリヤは恐れて逃走しました。 彼は、えにしだの木の陰にすわり、自分の死を願って言った。「主よ。もう十分です。私のいのちを取ってください。私は先祖たちにまさっていませんから。」彼がえにしだの木の下で横になっ...
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「主を尊ぶオバデヤ」(礼拝メッセージ2015/07/05)

それから、かなりたって、三年目に、次のような主のことばがエリヤにあった。「アハブに会いに行け。わたしはこの地に雨を降らせよう。」そこで、エリヤはアハブに会いに出かけた。そのころ、サマリヤではききんがひどかった。アハブは王宮をつかさどるオバデヤを呼び寄せた。―オバデヤは非常に主を恐れていた。イゼベルが主の預言者たちを殺したとき、オバデヤは百人の預言者を救い出し、五十人ずつほら穴の中にかくまい、パンと水で彼らを養った。―     Ⅰ列王記 18: 1~4 最悪の王アハブと預言者エリヤの壮絶な霊的戦いの中に、主を恐れ尊びながらもアハブ王に仕えていたオバデヤが登場します。オバデヤは王宮を司る役人(宮内長官)として、バアル崇拝者であるアハブ王とイゼベルに仕えていました。 オバデヤ(ヤハウェのしもべの意)は、幼い頃から主に対する信仰と恐れを持っていたので、命の危険を冒しながら主の預言者10...
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「主は生きておられる」(礼拝メッセージ2015/06/28)

ギルアデのティシュベの出のティシュベ人エリヤはアハブに言った。「私の仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないであろう。」それから、彼に次のような主のことばがあった。「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。そして、その川の水を飲まなければならない。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。」 Ⅰ列王記 17: 1~4 イスラエル王国は分裂し、南王国ユダは息子レハブアムに、北王国イスラエルは家来ヤロブアムに任されました。しかし、両国とも世襲とクーデターによって次々と王様が変わりますが、ほとんどの王様が神様のおきてに従わず、偶像礼拝が蔓延していきます。そんな中、最悪の王の一人であるアハブが王となりました。(Ⅰ列王記16:30~33) その時代に遣わされたのが預言者エリヤです。エリ...
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「偶像礼拝の悪影響」(礼拝メッセージ2015/06/21)

そのころ、ヤロブアムがエルサレムから出て来ると、シロ人で預言者であるアヒヤが道で彼に会った。アヒヤは新しい外套を着ていた。そして彼らふたりだけが野原にいた。アヒヤは着ていた新しい外套をつかみ、それを十二切れに引き裂き、ヤロブアムに言った。「十切れを取りなさい。イスラエルの神、主は、こう仰せられます。『見よ。わたしはソロモンの手から王国を引き裂き、十部族をあなたに与える。しかし、彼には一つの部族だけが残る。それは、わたしのしもべダビデと、わたしがイスラエルの全部族の中から選んだ町、エルサレムに免じてのことである。というのは、彼がわたしを捨て、シドン人の神アシュタロテや、モアブの神ケモシュや、アモン人の神ミルコムを拝み、彼の父ダビデのようには、彼は、わたしの見る目にかなうことを行なわず、わたしのおきてと定めを守らず、わたしの道を歩まなかったからである。 Ⅰ列王記 11:29~33 ソ...
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「人の心変わり」(礼拝メッセージ2015/06/14)

彼には七百人の王妃としての妻と、三百人のそばめがあった。その妻たちが彼の心を転じた。ソロモンが年をとったとき、その妻たちが彼の心をほかの神々のほうへ向けたので、彼の心は、父ダビデの心とは違って、彼の神、主と全く一つにはなっていなかった。ソロモンはシドン人の神アシュタロテと、アモン人のあの忌むべきミルコムに従った。       Ⅰ列王記 11: 3~5 主はソロモンに怒りを発せられた。それは彼の心がイスラエルの神、主から移り変わったからである。主は二度も彼に現われ、このことについて、ほかの神々に従って行ってはならないと命じておられたのに、彼は主の命令を守らなかったからである。それゆえ、主はソロモンに仰せられた。「あなたがこのようにふるまい、わたしが命じたわたしの契約とおきてとを守らなかったので、わたしは王国をあなたから必ず引き裂いて、あなたの家来に与える。        Ⅰ列王記 ...
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「神の国と神の義を第一に」(礼拝メッセージ2015/06/07)

わが神、主よ。今、あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。・・・・・・善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。・・・・・この願い事は主の御心にかなった。・・・・神は彼に仰せられた。「あなたがこのことを求め、自分のために長寿を求めず、自分のために富を求めず、あなたの敵のいのちをも求めず、むしろ、自分のために正しい訴えを聞き分ける判断力を求めたので、今、わたしはあなたの言ったとおりにする。・・・・そのうえ、あなたの願わなかったもの、富と誉れとをあなたに与える。・・・・また、あなたの父ダビデが歩んだように、あなたもわたしのおきてと命令を守って、わたしの道を歩むなら、あなたの日を長くしよう。」  Ⅰ列王記 3: 7~14 ソロモンが全焼のいけにえをささげた夜、神様は夢によって彼にほしいものは何かと尋ねられました。(あなただったら何を...
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