礼拝メッセージ

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「聖別のしるし」(礼拝メッセージ2014/01/05)

 主はモーセに告げて仰せられた。  「あなたはイスラエル人に告げて言え。あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。これは、代々にわたり、わたしとあなたがたとの間のしるし、わたしがあなたがたを聖別する主であることを、あなたがたが知るためのものなのである。これは、あなたがたにとって聖なるものであるから、あなたがたはこの安息を守らなければならない。これを汚す者は必ず殺されなければならない。この安息中に仕事をする者は、だれでも、その民から断ち切られる。  出エジプト31:12~14  神様は、イスラエルの民を聖別するしるしとして、安息日を定められました。安息日は、神様とイスラエルとの契約のひとつでした。これは、神様との契約、きよめて下さるとの約束であり、軽んじたりけがしたりしてはならない重要なことでした。  この前段として、幕屋と用具の製作、祭司の装束の製作、いけにえとささ...
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「主が共にいてくださる約束」(元旦礼拝メッセージ2014/01/01)

 この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行なうためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。  わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」   ヨシュア記 1: 8~9    2014年が始まりました。この年、主は私たちにどのようなすばらしいご計画を持っておられるでしょうか。  主は「私があなたと共にいるのだから、強くあれ、雄々しくあれ、恐れるな。これは私の命令である。」と言っておられます。  主の明確な約束と命令があるのに、なぜ私たちは恐れおののいてしまうのでしょうか。それは、みことばを信じない不信仰、サタン・悪霊・罪のことば、...
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「血による契約」(礼拝メッセージ2013/12/29)

 あなたがたはこの月の十四日までそれをよく見守る。そしてイスラエルの民の全集会は集まって、夕暮れにそれをほふり、その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と、かもいに、それをつける。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。            出エジプト12: 6,7、13  イスラエルの民が救われるために羊の命が懸けられ、血によって神様の滅びの災いが過ぎ去りました。  モーセはその血の半分を取って、鉢に入れ、残りの半分を祭壇に注ぎかけた。そして、契約の書を取り、民に読んで聞かせた。すると、彼らは言った。「主の仰せられたことはみな行ない、聞き従います。」そこで、モーセはその血を取って、民...
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「喜びのおとずれ」(礼拝メッセージ2013/12/22)

 イエスは彼女に言われた。「あなたの兄弟はよみがえります。」  マルタはイエスに言った。「私は、終わりの日のよみがえりの時に、彼がよみがえることを知っております。」  イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。  また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」  彼女はイエスに言った。「はい。主よ。私は、あなたが世に来られる神の子キリストである、と信じております。」               ヨハネ 11:23~27  イスラエル人も異邦人も皆、旧約聖書に預言され、神様から幾度となく約束され、いけにえとささげものに予表されていたキリスト(メシヤ)の出現を心待ちにしていました。  それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもってい...
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「目の前の出来事と信仰」(礼拝メッセージ2013/12/15)

 神はモーセに告げて仰せられた。「わたしは主である。わたしは、アブラハム、イサク、ヤコブに、全能の神として現われたが、主という名では、わたしを彼らに知らせなかった。またわたしは、カナンの地、すなわち彼らがとどまった在住の地を彼らに与えるという契約を彼らに立てた。今わたしは、エジプトが奴隷としているイスラエル人の嘆きを聞いて、わたしの契約を思い起こした。それゆえ、イスラエル人に言え。わたしは主である。わたしはあなたがたをエジプトの苦役の下から連れ出し、労役から救い出す。伸ばした腕と大いなるさばきとによってあなたがたを贖う。  出エジプト 6: 2~6  モーセは、幼児の時に不思議な方法で命を助けられ、王の娘の子として育てられました。同胞のイスラエル人を救うために殺人者になってしまい、逃亡してミデヤン人の中で暮らすようになりました。80歳の時に主から同胞を救うように召しを受け、兄アロンと...
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「主の証しのための布石」(メッセージ2013/12/08)

 ヨセフは兄弟たちに言った。「私は死のうとしている。神は必ずあなたがたを顧みて、この地からアブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地へ上らせてくださいます。」  そうして、ヨセフはイスラエルの子らに誓わせて、「神は必ずあなたがたを顧みてくださるから、そのとき、あなたがたは私の遺体をここから携え上ってください。」と言った。  ヨセフは百十歳で死んだ。彼らはヨセフをエジプトでミイラにし、棺に納めた。    創世記 50:24~26  ヨセフは、ひ孫まで見ることができ100歳の生涯を終えました。前半は苦難の人生でしたが、主がともにいて下さって、後半は兄たちと和解し、父ヤコブや弟とも再会して共に暮らすことができました。  主は壮大なご計画を持っておられ、一人ひとりの人間を通してみこころを行われます。それを人はなかなか理解できませんし、主のみことばを信じきることができずに目先のことだけに...
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「背後に主を見る信仰Ⅱ」(礼拝メッセージ2013/12/01)

 ヨセフが父や兄たちに話したとき、父は彼をしかって言った。「おまえの見た夢は、いったい何なのだ。私や、おまえの母上、兄さんたちが、おまえのところに進み出て、地に伏しておまえを拝むとでも言うのか。」  兄たちは彼をねたんだが、父はこのことを心に留めていた。      創世記 37:10,11  ヤコブの11番目の息子ヨセフは、父に兄たちの告げ口をする者、夢見る者、父にひいきされている者だったので、兄たちから憎まれていました。  そして、とうとう、兄たちに殺されかかり、遠いエジプトへ奴隷として売られてしまいました。ヨセフが17歳の時です。それから苦難の日々が続きました。  ①奴隷に売られる。  ②冤罪により投獄される。  ③冤罪が晴れるチャンスも忘れ去られる。  主の祝福と守りのうちに良いことが続くかと思いきや、なかなか自分の思い通りには行きません。忍耐の連続でした。 ...
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「背後に主を見る信仰」(礼拝メッセージ2013/11/24)

 ヤコブは答えた。「いいえ。もしお気に召したら、どうか私の手から私の贈り物を受け取ってください。私はあなたの顔を、神の御顔を見るように見ています。あなたが私を快く受け入れてくださいましたから。  どうか、私が持って来たこの祝いの品を受け取ってください。神が私を恵んでくださったので、私はたくさん持っていますから。」ヤコブがしきりに勧めたので、エサウは受け取った。   創世記 33:10,11  ヤコブは、主から徹底的にへりくだることを教えられ、兄エサウと感動的な和解を果たします。憎しみから命を狙っていた相手が全く一変して、涙を流して自分を赦して受け入れてくれたのです。ヤコブの兄エサウに対する感謝は本当に大きなものでした。しかし、ヤコブの目は、兄エサウの背後にある神様に注がれていました。故郷を出た時に現れて与えて下さった約束が、ことごとく成就していることに感動し、心からの感謝の気持ち...
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「主が私たちに会得させたいもの」(礼拝メッセージ2013/11/17)

 どうか私の兄、エサウの手から私を救い出してください。彼が来て、私をはじめ母や子どもたちまでも打ちはしないかと、私は彼を恐れているのです。  あなたはかつて『わたしは必ずあなたをしあわせにし、あなたの子孫を多くて数えきれない海の砂のようにする』と仰せられました。」     創世記 32:11,12  ヤコブは、主が約束どおりに故郷に帰るように命じて下さり、伯父ラバンと和解することもでき、喜んで帰路を進んで行きました。しかし、どうしても拭い去ることのできない、エサウに対する不安がありました。しかもエサウは400人もの大群でヤコブの方へ向かっているというのです。  彼はエサウの心をなだめるために、人間的にあらゆる手を尽くし、祈り求めます。しかし、更に不安は増幅します。そんなヤコブに主は現れ、祈りによる格闘を通して徹底的にへりくだることを教えて下さいました。  主は、愛するヤコ...
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「主のあわれみと人の忍耐」(礼拝メッセージ2013/11/10)

 私はこの二十年間、あなたの家で過ごしました。十四年間はあなたのふたりの娘たちのために、六年間はあなたの群れのために、あなたに仕えてきました。それなのに、あなたは幾度も私の報酬を変えたのです。  もし、私の父の神、アブラハムの神、イサクの恐れる方が、私についておられなかったなら、あなたはきっと何も持たせずに私を去らせたことでしょう。神は私の悩みとこの手の苦労とを顧みられて、昨夜さばきをなさったのです。」  創世記 31:41,42  ヤコブは、狡猾な伯父ラバンに騙されながらも、二人の妻と伯父への奉仕(自分の財産)のために20年間仕えてきました。自らが父と兄を騙してしまったことの刈り取りのようです。しかし、ヤコブは、主の約束とみことばをしっかり握って絶対に離しませんでした。この主に対する信頼が、長年の苦難の生活を支えたのでした。  主は、約束の通りにヤコブを守り、祝福して下さ...
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