礼拝メッセージ

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「あざける者と知恵のある者」(礼拝メッセージ2012/07/22)

 あざける者を戒める者は、自分が恥を受け、悪者を責める者は、自分が傷を受ける。あざける者を責めるな。おそらく、彼はあなたを憎むだろう。知恵のある者を責めよ。そうすれば、彼はあなたを愛するだろう。知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵を得よう。正しい者を教えよ。彼は理解を深めよう。  主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。 箴言 9: 7~10   聖書には、みことばに従順な者と不従順な者が登場しています。主に従おうとする者は教え、忠告、戒めを素直に聞いて決断し、主に信頼して自ら努力します。しかし、自分中心に生きる者は、教え、忠告、戒めを毛嫌いし、いろいろな言い訳をこじつけてそれらを受け入れようとしません。イエス様とみことばに従わなくてもいいように理由を並べて自分の都合の良いように生きていくと、今度は、その自分が作った言い訳の中に捉えられていきます。そうすると、...
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見捨てることのできない神(礼拝メッセージ2012/07/15)

 主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵みに富んでおられます。 主はすべてのものにいつくしみ深く、そのあわれみは、造られたすべてのものの上にあります。 詩篇 145: 8,9  主は倒れる者をみなささえ、かがんでいる者をみな起こされます。すべての目は、あなたを待ち望んでいます。あなたは時にかなって、彼らに食物を与えられます。          詩篇 145:14,15   ダビデは主の情け深さ、あわれみ深さを経験してきました。サウロから命を狙われ、打ちひしがれ、疲れ果て、倒れていた時に幾度となく力づけられ、助けられてきました。   エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができようか。イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができようか。どうしてわたしはあなたをアデマのように引き渡すことができようか。どうしてあなたをツェボイムのようにすることができよう...
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馬や騾馬のようであってはならない(礼拝メッセージ2012/07/08)

 あなたがたは、悟りのない馬や騾馬のようであってはならない。それらは、くつわや手綱の馬具で押えなければ、あなたに近づかない。               詩篇 32: 9  主イエス様は言われます。「悟りのない者であってはならない」と。力ずくで導かなければならない者ではいけません。しかし、私たちは自分が思っているよりも強情で頑固な者です。なかなか自分の考えや主張を変えたがらない者です。  人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう。      エレミヤ 17: 9  正しい者が愛情をもって私を打ち、私を責めますように。それは頭にそそがれる油です。私の頭がそれを拒まないようにしてください。彼らが悪行を重ねても、なおも私は祈ります。      詩篇 141: 5  隣人が、愛を持って正しいことを助言してくれる場合があります。その時はそれを素...
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クリスチャンといっしょで楽しい?(礼拝メッセージ2012/07/01)

 見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。  それは頭の上にそそがれたとうとい油のようだ。それはひげに、アロンのひげに流れてその衣のえりにまで流れしたたる。それはまたシオンの山々におりるヘルモンの露にも似ている。 主がそこにとこしえのいのちの祝福を命じられたからである。                   詩篇 133: 1~3    ダビデは、神の民がこころ一つになって、仲良く暮らすことのすばらしさを二つのものにたとえています。   ①大祭司アロンの聖別式で注がれた尊い油              神様によって聖別され、神と人との仲介者として任命されたアロンに油が注がれました。衣のえりには、十二部族統合を象徴する記名入りの二つの宝石と十二の宝石列が付けられていました。天からの祝福が流れしたたっています。(出エジプ...
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神様の住みやすい住処(礼拝メッセージ2012/06/24)

主はシオンを選び、それをご自分の住みかとして望まれた。  「これはとこしえに、わたしの安息の場所、ここにわたしは住もう。わたしがそれを望んだから。 わたしは豊かにシオンの食物を祝福し、その貧しい者をパンで満ち足らせよう。その祭司らに救いを着せよう。その聖徒らは大いに喜び歌おう。そこにわたしはダビデのために、一つの角を生えさせよう。わたしは、わたしに油そそがれた者のために、一つのともしびを備えている。 わたしは彼の敵に恥を着せる。しかし、彼の上には、彼の冠が光り輝くであろう。   詩篇 132: 13~18   ダビデは、自分が我が家でのんびりすることよりも、主を心から迎え入れて主が安息される場所を備えることに一生懸命でした。(詩篇132:2~9)  主は、イスラエルとダビデを選び、祝福を約束されました。  ・ダビデと子孫に王位を与える。  ・イスラエルと共に住み、物質...
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神様の配慮(礼拝メッセージ2012/06/17)

 主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。主が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい。  あなたがたが早く起きるのも、おそく休むのも、辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださる。           詩篇 127: 1,2   聖書は、自分自身の人生や生活の隅々に、神様の主権を認め神様が喜ばれるように生きなければ全てが無駄であると教えています。いくら努力をし、身を粉にして働いて収入を増やしても空しいものです。  私たちは何と、自己満足と自分中心の人生設計や生活を送りやすい者でしょうか。私たちは、神様から離れては何も出来ないのです。   実に、神から離れて、だれが食べ、だれが楽しむことができようか。             伝道者の書 2:25   そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧...
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ほんとうの幸福(礼拝メッセージ2012/06/10)

 私たちの兄弟であり、キリストの福音において神の同労者であるテモテを遣わしたのです。それは、あなたがたの信仰についてあなたがたを強め励まし、このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。あなたがた自身が知っているとおり、私たちはこのような苦難に会うように定められているのです。     Ⅰテサロニケ 3:2, 3     私たち人間のほんとうの幸福とは何でしょうか。クリスチャンにとってのほんとうの幸福とは何でしょうか。  私たちは、楽で平和で何事もないことが幸福と考えます。  親が自分の子どもを守り過ぎると、子どもは間違った世界観を身に着けてしまい、厳しい現実に対応する力が育たなくなって虚しさや漠然とした不安に駆られるそうです。  クリスチャンも間違った神様観、間違った聖書観、間違った信仰観を持ってしまうと、その偽りを達成しようと頑張ってしまい、疲...
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信じきる信仰:ダニエル(礼拝メッセージ2012/06/03)

 ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。  神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。  ダニエル 1: 8,9   ダニエルは、バビロン捕囚時に一少年としてバビロンの宮廷に連行された。彼は貴族の出身で優れた知恵と能力に満ちていた。ダニエルと友人たちは少年ではあったが、神様に対する純粋で忠実な信仰があった。自分たちの身に危険が及ぶようなことがあっても決して妥協せず、主の助けを信じきって歩みました。   もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。  しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」         ...
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ペンテコステ・聖霊降臨日(礼拝メッセージ2012/05/27)

 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。  すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。  また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。  すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。           使徒の働き 2: 1~4  旧約聖書では、「七週の祭り」「刈り入れの祭り」と呼ばれて、過越しの祭りに続く種を入れないパンの祭りで大麦の初穂をささげてから七週間後、50日目の祭りである。  この日、弟子たちはイエス様から命じられたとおりに、エルサレムにとどまって聖霊様が与えられるのを待ち望んでいた。    聖霊降臨には次のような意味がある。(新キリスト教辞典) ①十字架と復活の一連の贖いのわざの完了と終結を意味する。          ...
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ダビデの心(礼拝メッセージ2012/05/20)

 私は、恵みとさばきを歌いましょう。主よ。あなたに、ほめ歌を歌いましょう。  私は、全き道に心を留めます。いつ、あなたは私のところに来てくださいますか。私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。  私の目の前に卑しいことを置きません。私は曲がったわざを憎みます。それは私にまといつきません。  曲がった心は私から離れて行きます。私は悪を知ろうともしません。  陰で自分の隣人をそしる者を、私は滅ぼします。高ぶる目と誇る心の者に、私は耐えられません。   詩篇 101: 1~5    この短い詩篇の中に、ダビデの主に対する心、自分自身の生き方に対する強い確信が記されています。    ①全き道(みこころにそった道)に心を留める。  ②人の目のないところでも正しい生活をする。  ③卑しいこと(低俗で下品なもの)を求めない。  ④不正と陰口と欺きと偽りを憎む。  ⑤高慢...
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