礼拝メッセージ

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「みことばを実行する人」(聖日礼拝メッセージ 2021/11/14)

 生活を総点検して、どんな悪をも、すっかり取り除いてしまいなさい。そして、すばらしい神様のことばを受け入れて、謙虚に喜びなさい。このことばには、私たちの心をしっかりとらえ、たましいを救う力があるからです。また、聞くだけでなく、神様の教えに従うことも、忘れてはなりません。聞くだけは聞いて、その実、良心を偽った行動をとることなどありませんように。ヤコブ 1:21,22(LB訳)  今日は「実行する大切さ」がテーマです。聖書をたくさん読み、メッセージをたくさん聞き、心からみことばを信じ、強い信仰を持っていても、実行しなければ意味がありません。聖書は、行いによる義ではなく、行いによって自分が信じていることを現す大切さを述べています。 1.イエス様の勧め  三人の中でだれが、強盗に襲われた人の隣人になったと思いますか。」彼は言った。「その人にあわれみ深い行いをした人です。」するとイエスは言われ...
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「生活と聖書」(聖日礼拝メッセージ 2021/11/07)

 今日は「聖書の活用」がテーマです。2週にわたって聖書の誕生と信憑性について学びましたが、いくらすばらしい聖書でも、私たちの生活に適用されなければ意味がありません。聖書の生活への活用を考えましょう。  神様のおことば以外に、完全なものは何もありません。どれほど、そのおことばを愛していることか!一日中、そのことばかり思いめぐらしているのです。それは、かた時も離れず道案内を務めてくれ、敵よりもまさる知恵を授けてくれます。 詩篇 119:96~98(LB訳)  神様のおことばは蜜より甘いので、私はその教えに聞き入って来ました。おきてから受ける真の知恵と理解力のおかげで、私はまちがったすべての教えを退けることができました。神様のおことばは、つまずかないように道を照らしてくれる懐中電燈です。私は神様のすばらしいおきてに従います。何度でもそう宣言します。 詩篇 119:102~106(LB訳) ...
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「聖書・信仰のみ」(宗教改革記念日礼拝メッセージ 2021/10/31)

 今日は宗教改革記念日の礼拝です。今から500年前に起こった事件を見ていきます。さらに同じ頃、日本で起こっていたことも見ていきます。  ・イエス様誕生からのキリスト教会の流れ(キリスト教界の変遷)  ・宗教改革以降のキリスト教会の流れ(主要教派系統図) 1.宗教改革者ルターと今日的意義  宗教改革はドイツの修道士、マルティン・ルターによって始められた教会改革です。彼は1483年ドイツの アイスレーベンという町で生まれました。当初の彼は、父親の希望に従い法律家を目指しますが、落雷を受けたのを機に突如修道院に入ります。そこで厳格な修行の日々を送りながら神学研究を進めました。この時、毎日のように読んだ聖書がルターの思想に大きな影響を与えたと言えるでしょう。  さて、当時の教会(中世カトリック教会)は、世俗の栄華・権勢を追求した結果、教義が形骸化し、聖職者の腐敗が蔓延していました(当時...
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「聖書の信憑性」(聖日礼拝メッセージ 2021/10/24)

 今日のテーマは「聖書の信憑性」です。聖書は、人間の創作ではなく、聖霊様が聖書記者を用いて特別に記したものです。その信憑性は客観的にも証明されるものです。そして、神様による書物ですから、私たちが勝手に都合良く自分に合うように解釈してはならないと注意されています。 1.聖霊様による著作  なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。 Ⅱペテロ 1:21(新改訳第三版)  聖書は原典において神様によって霊感された誤りのない唯一の書物です。その霊感は聖書全体におよび(十全霊感、逐語霊感、言語霊感)、聖書は、私たちの信仰と生活の唯一の誤りのない基準です。現在、原典は存在しませんが、写本の保護と保存、翻訳による伝達が純粋に保たれてきました。 2.聖書の信頼性 1)記述の正確さ  聖書に記されている歴史的...
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「神様の霊感による聖書」(聖日礼拝メッセージ 2021/10/17)

 今日のテーマは「聖書(全66巻:旧約39巻、新約27巻)」です。神様は特別啓示(奇蹟、預言、イエス様の人格と御業、聖書、個人的体験)の一つとして、ご自身の思い、救いの計画、被造物に対する取扱いなどを記した「聖書」を与えて下さいました。「聖書」は神様からの唯一の誤りのない書物であり、その中心はイエス様です。 1.神様の霊感(インスピレーション)とは  全体が神様の霊感によって書かれた聖書は、何が真理であり、何が悪であるかをよく教えてくれます。また、私たちの生活をまっすぐにし、正しいことを行う力を与えてくれます。こうして神様は、私たちをあらゆる点で整え、すべての人に善を行う力を、十分に授けてくださるのです。Ⅱテモテ 3:16,17(LB訳)  聖書は神様が私たちに愛を現わすために人を動かして記させたものです。  霊感とは「昔、聖霊が原著者たちに働いて、用いたことば使いにいたるまで...
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「ここにはおられません」(聖日礼拝メッセージ 2021/10/10)

 今日のテーマはイエス様の「復活」です。イエス様の復活は、予め預言されていた、福音と救いに最も大切なものです。イエス様が、死と罪と悪魔に勝利されたしるしであり、救い・信仰・将来を保証するものです。 1.イエス様の復活  主イエスのからだは見当たらなかった。・・・「あなたがたは、どうして生きている方を死人の中に捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。」 ルカ 24:3~6  人の子は多くの苦しみを受け、長老たち、・・・に捨てられ、殺され、三日目によみがえらなければならない、と語られた。 ルカ 9:22   あなたは 私のたましいをよみに捨て置かず あなたにある敬虔な者に 滅びをお見せにならないからです。詩篇 16:10  イエス様の復活は、旧約聖書で預言され、イエス様ご自身も予告され、神様のご計画どおりに成就したものです。 2.復活の意味  キリストの復活につ...
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「私たちがまだ罪人であったとき」(聖日礼拝メッセージ 2021/10/03)

 今日は、イエス様の十字架の死について考えてみましょう。  イエス様の生涯は33歳という短い生涯でした。聖書を見るとイエス様は私たちを愛するあまり、自ら十字架の死に進み、身代わりとしていのちを捨ててくださったことがわかります。 1.十字架の死  多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。 マルコ 10:45   わたしが自分からいのちを捨てるのです。 ヨハネ 10:18  ①私たちのための身代わりの死      Ⅰペテロ 3:18  ②神様の義(律法)を満足させるため   へブル 10:8~14  ③贖罪、宥め、和解のための死      ローマ 5:9~11  ④私たちのためののろいとしての死    ガラテヤ 3:13  イエス様の十字架の死は、神様の壮大な救いのご計画であり、旧約聖書で預言され、新約聖書でも復活と並んで最重要事項として記され...
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「死を滅ぼされたお方」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/26)

 イエス様の神性の3回目は、いのちを支配されるイエス様です。   イエス様は3度死人を生きかえらせ、ご自身は十字架の死後三日目によみがえられました。そして、死と罪と恐怖に縛られていた私たちを、恵みとあわれみと信仰によって解放してくださいました。 1.ラザロのよみがえり  イエスは大声で叫ばれた。「ラザロよ、出てきなさい。」ヨハネ 11:43  イエス様は、会堂司ヤイロの小さい娘(マルコ 5:22~24,35~43)、ナインの町のやもめの一人息子(ルカ 7:11~17)、友人ラザロ(ヨハネ 11:1~11:46)の3人を生きかえらせました。人々はイエス様の力に驚嘆し、神様をほめたたえました。イエス様は、いのちと死を支配される力によって、ご自身の神性を明らかにされました。(へブル 1:3)  多くのしるしを行われたが、・・・これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであること...
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「信仰と家族」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/19)

 明日は敬老の日です。今日は信仰と家族について考えましょう。  聖書は、目上の人を尊敬し、両親に従い、家族を大切にし、特に信仰の家族に善を行うように命じています。 1.父と母を敬え  あなたを生んだ父の言うことを聞け。あなたの母が年老いても蔑んではならない。箴言 23:22  あなたの父と母を喜ばせ、あなたを産んだ人を楽しませよ。箴言 23:25 自分の父をののしり、自分の母をたたえない世代。箴言 30:11  自分の父を嘲り、母への従順を蔑む目は、谷の烏にえぐり取られ、鷲の子に食われる。       箴言 30:17  日本人の心に根強くある進化論は、古いものは環境に適応できなかった劣ったものであり、新しいものはより進化したすばらしいものであると考えます。ですから、先人や目上の人、親を尊敬しない考え方になります。聖書とは真逆の考えであり、祝福ではなく不幸を招く考え方です。 ...
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「自然を支配されるイエス様」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/12)

 イエス様の神性の2回目は、自然を支配されるイエス様です。イエス様は、天地の創造主ですから、ご自分が創造された自然法則を超越し、コントロールするのは当たり前のことです。  神様は、自然を支配されるイエス様の奇跡を通して、イエス様の身元を保証されました。そして、イエス様を信じることが合理的であり、非常に大切であることを教えておられます。 1.湖の上を歩かれたイエス様  夜明けが近づいたころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに来られた。イエスが湖の上を歩いておられるのを見た弟子たちは「あれは幽霊だ」と言っておびえ、恐ろしさのあまり叫んだ。イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ、恐れることはない」と言われた。マタイ 14:25~27  イエス様は、人性と神性の二性が密接に結合している神様である人でした。イエス様は、無限の知性と意志、有限の知性と意志、また、神の意...
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