礼拝メッセージ

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「教会の働き」(聖日礼拝メッセージ 2022/03/06)

 今日のテーマは、Ⅸ.教会生活「41.教会の活動」です。教会は、自分の罪を悔い改め、イエス様を自分自身の救い主と信じて罪赦された者たちの集まりです。教会には教会にしかできない主の働きがゆだねられています。 1.教会とは  ペテロは、ほかにも多くのことばをもって証しをし、「この曲がった時代から救われなさい」と言って、彼らに勧めた。彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。使徒 2:40,41  初代教会では、ペテロのメッセージを聞いて1日に三千人もの人々が、イエス様を信じて洗礼を受け、教会のメンバーになりました。  わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。ヨハネ 17:16  クリスチャンとは「キリストに属する者、この世から召し出された者」です。この世に住んではいますが、イエス様と同様この世の者ではあり...
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「礼拝」(聖日礼拝メッセージ 2022/02/27)

 今日のテーマは、Ⅸ.教会生活「40.礼拝」です。礼拝とはどのような意味を持ち、私たちがささげるべき真の礼拝とはどのようなものでしょうか。 1.礼拝とは 1)安息日  七日目は全き休みのための安息日、聖なる会合の日である。レビ 23:3  安息日には、傷のない一歳の雄の子羊二匹と穀物のささげ物として油を混ぜた・・・安息日ごとの全焼のささげ物で、・・・。民数記 28:9,10  旧約時代は、形としては祭儀的な犠牲を献げる礼拝でしたが、天地創造の完成、出エジプトの恵み、人々の休息と関連していました。そのほか主の例祭(七週の祭り、仮庵の祭りなど)を通して礼拝していました。 2)初代教会  彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。                     使徒2:42  新約時代はイエス様の贖いによって犠牲を献げる祭儀から解放さ...
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「主の日」(聖日礼拝メッセージ 2022/02/20)

 今日のテーマは、Ⅸ.教会生活「39.主の日」です。旧約時代は安息日、新約時代はイエス様が復活された日曜日を主の日として1週間に1日仕事を休み、神様を礼拝することが重んじられています。 1.安息日  安息日を守って、これを聖なるものとせよ。あなたの神、主が命じたとおりに。申命記 5:12(出エジプト 20:8~11、レビ 23:38)  もし、あなたが安息日に出歩くことをやめ、わたしの聖日に自分の好むことをせず、安息日を「喜びの日」と呼び、主の聖日を『栄えある日』と呼び、これを尊んで、自分の道を行かず、自分の好むことを求めず、無駄口を慎むなら、そのとき、あなたは主をあなたの喜びとする。わたしはあなたに地の高い所を踏み行かせ、あなたの父ヤコブのゆずりの地であなたを養う。ー主の御口がそう語られる。イザヤ 58:13,14  神様は、十戒の第四戒として安息日を大切にするように命じられまし...
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「困った時の祈り」(聖日礼拝メッセージ 2022/02/13)

 今日のテーマは、Ⅷ.祈り「38.困った時の祈り」です。イエス様は、人生最大のピンチである十字架の死を目前にしてゲッセマネの園で祈られました。私たちは、困った時、ピンチの時にどのように祈ればいいのでしょうか。困った時の祈りについて考えましょう。 1.みこころがなるように  父よ、みこころなら、この杯をわたしから取り去ってください。しかし、わたしの願いではなく、みこころがなりますように。・・・イエスは苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。ルカ 22:42~44  イエス様は、最大のピンチを迎えて、できればこの十字架、すべての人々の罪咎を負う厳しさ、痛みと苦しみと死の恐怖、愛する父なる神様から切り離される辛さから逃れられないだろうか、と切実な思いで父なる神様に祈られました。しかし、イエス様は、お父様のみこころが優先されますようにと、すべてを委ねられました...
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「祈りの答えを待つ」(聖日礼拝メッセージ 2022/02/06)

 今日のテーマは、Ⅷ.祈り「37.答えを待つ」です。私たちは、どんなことにでもすぐに結果を求めやすいものです。祈りについても祈ったらすぐに叶ってほしいと考えます。しかし、新約聖書には「忍耐」ということばが、39回記されています。祈りの答えを待つ信仰について考えましょう。 1.ハバククの疑問  いつまでですか、主よ。私が叫び求めているのに、あなたが聞いてくださらないのは。「暴虐だ」とあなたに叫んでいるのに、救ってくださらないのは。ハバクク 1:2  ハバククは多くの預言者や聖徒たちと同様、なぜ正義の神様がご自分の民を邪悪なバビロンに渡されるのか?なぜ悪しき人々が栄え、神様の民が苦しみを受けるのか?なぜ神様はすぐに助けてくださらないのか?と問いかけます。 2.聖徒たちの忍耐 ①ザカリヤとエリサベツの願い  しかし、彼らには子がいなかった。エリサベツが不妊だったからである。また、二人...
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「毎日の祈り」(聖日礼拝メッセージ 2022/01/30)

 今日のテーマは、Ⅷ.祈り「36.毎日の祈り」です。  私たちは、家族や兄弟姉妹、職場の人やご近所さんと会えば必ず挨拶をします。そうであれば、私たちが、すべての恵みを与えてくださる天のお父様と救い主イエス様に、いつもお祈りをするのは当然のことです。この祈りが私たちに恵みをもたらし、信仰を成長させます。 1.ダニエルの祈り  ダニエルは、その文書に署名されたことを知って自分の家に帰った。その屋上の部屋はエルサレムの方角に窓が開いていた。彼は以前からしていたように、日に三度ひざまずき、自分の神の前に祈って感謝をささげていた。 ダニエル 6:10  ダニエルは毎日3回定期的に主に祈っていました。その祈りは、バビロンのダレイオス王以外のものに祈る者は、ライオンの穴に投げ込まれるという陰謀による禁令が発表されても揺るがないものでした。日々の主への祈りが、深い信頼関係を育んでいました。 2....
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「とりなしの祈り」(聖日礼拝メッセージ 2022/01/23)

 今日のテーマは、Ⅷ.祈り「35.とりなしの祈り」です。私たちは、自分のためだけに、あれもこれも祈り求めやすいものです。聖書は、他の人のために愛をもってとりなすように命じています。 1.とりなしの祈りとは  とりなしの祈りとは、神様と国・集団・個人の間に立って、願い求める祈りのことです。  サムエルは不従順なイスラエルのため(Ⅰサムエル12:23)、ヨブは3人の友人のためにとりなすように命じられました(ヨブ 42:8)。そのほか、支配者(Ⅰテモテ 2:1,2)、救われていない人々(ルカ 23:34)、救われたばかりの人(Ⅱテサロニケ 1:11)、すべての聖徒(エペソ 6:18)、信仰が後退した人々(Ⅰヨハネ 5:16)、福音の働き人(エペソ 6:19,20)、さらに、敵(マタイ 5:44)のためにとりなすよう命じられています。 2.イエス様の祈り  「父よ、彼らをお赦しください。...
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「祈りとは」(聖日礼拝メッセージ 2022/01/16)

 今日のテーマは、Ⅷ.祈り「34.神様との会話」です。人は一人では生きていけません。私たちには、信頼を寄せることができるお方、祈りを聞いて応えてくださるお方がいらっしゃいます。 1.祈りとは  ハレルヤ。わがたましいよ 主をほめたたえよ。私は生きているかぎり主をほめたたえる。いのちのあるかぎり 私の神にほめ歌を歌う。・・・主は 天と地と海 またそれらの中のすべてのものを造られた方。詩篇 146:4~6  祈りは「魂と神との会話」と定義されます。この祈り(会話)は、告白(Ⅰ列王記8:47,48)、賛美(詩篇146~150篇)、交わり(出エジプト31:18)、感謝(ピリピ4:6)、祈願(ダニエル7:17,18)、要請(マタイ15:22~28)、執り成し(イザヤ59:16)などの形態をとります。 2.神様に知っていただく  何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと...
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「うそをつくこと」(聖日礼拝メッセージ 2022/01/09)

 あなたがたは偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。私たちは互いに、からだの一部分なのです。・・・憤ったままで日が暮れるようであってはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。エペソ 4:25~27  今日のテーマは、Ⅶクリスチャンの罪「33.うそをつくこと」です。  うそ(嘘)とは、「意図的にだます陳述」であり、次の5つに分類されます。〔①自己保護 ②自己拡大 ③誰かを守るため ④自分の利益のため ⑤誰かを傷つけるため〕心理学ではうそをつきやすい性格や障害があるそうですが、すべての人がそのような罪を持っています(マルコ 7:21,22,ローマ 1:29~31,ガラテヤ 5:19~21,Ⅱテモテ 3:2~5)。 1.うそを憎まれる神様  あなたがたはそれぞれ隣人に対して真実を語り、真実と平和をもたらす公正さをもって、あなたがたの門の中でさばきを行え。互いに心の...
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「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」(聖日礼拝メッセージ 2022/01/02)

人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、主が人の歩みを確かにされる。箴言16:9 序:聖書的背景  イエス様の12弟子の一人に加わったレビの家で祝宴が開かれ、罪人や取税人が招かれた場面です。その宴会がユダヤ教の断食日に開かれたため問題となりました。それが4つのたとえ話しによる回答、1)花嫁の友人のたとえ、2)新しい着物と古い着物のたとえ、3)ぶどう酒と皮袋のたとえ、4)古いぶどう酒のたとえ、です。 1.ヨーロッパの宗教的迫害から逃れてきたアーミッシュ(動画)  アーミッシュは、アメリカペンシルベニア州ランカスターにあるキリスト教のコミュニティーです。彼らは聖書を厳格に守り続け、移民当時の生活様式をそのまま保っています。自動車は使わず、馬車で農耕や牧畜を行い、自給自足の生活を営んでいます。現代文明を完全に否定しているわけではなく、受け継がれるべき自らの信仰の独自性の喪失を心配し、最...
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