礼拝メッセージ

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「死を滅ぼされたお方」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/26)

 イエス様の神性の3回目は、いのちを支配されるイエス様です。   イエス様は3度死人を生きかえらせ、ご自身は十字架の死後三日目によみがえられました。そして、死と罪と恐怖に縛られていた私たちを、恵みとあわれみと信仰によって解放してくださいました。 1.ラザロのよみがえり  イエスは大声で叫ばれた。「ラザロよ、出てきなさい。」ヨハネ 11:43  イエス様は、会堂司ヤイロの小さい娘(マルコ 5:22~24,35~43)、ナインの町のやもめの一人息子(ルカ 7:11~17)、友人ラザロ(ヨハネ 11:1~11:46)の3人を生きかえらせました。人々はイエス様の力に驚嘆し、神様をほめたたえました。イエス様は、いのちと死を支配される力によって、ご自身の神性を明らかにされました。(へブル 1:3)  多くのしるしを行われたが、・・・これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであること...
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「信仰と家族」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/19)

 明日は敬老の日です。今日は信仰と家族について考えましょう。  聖書は、目上の人を尊敬し、両親に従い、家族を大切にし、特に信仰の家族に善を行うように命じています。 1.父と母を敬え  あなたを生んだ父の言うことを聞け。あなたの母が年老いても蔑んではならない。箴言 23:22  あなたの父と母を喜ばせ、あなたを産んだ人を楽しませよ。箴言 23:25 自分の父をののしり、自分の母をたたえない世代。箴言 30:11  自分の父を嘲り、母への従順を蔑む目は、谷の烏にえぐり取られ、鷲の子に食われる。       箴言 30:17  日本人の心に根強くある進化論は、古いものは環境に適応できなかった劣ったものであり、新しいものはより進化したすばらしいものであると考えます。ですから、先人や目上の人、親を尊敬しない考え方になります。聖書とは真逆の考えであり、祝福ではなく不幸を招く考え方です。 ...
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「自然を支配されるイエス様」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/12)

 イエス様の神性の2回目は、自然を支配されるイエス様です。イエス様は、天地の創造主ですから、ご自分が創造された自然法則を超越し、コントロールするのは当たり前のことです。  神様は、自然を支配されるイエス様の奇跡を通して、イエス様の身元を保証されました。そして、イエス様を信じることが合理的であり、非常に大切であることを教えておられます。 1.湖の上を歩かれたイエス様  夜明けが近づいたころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに来られた。イエスが湖の上を歩いておられるのを見た弟子たちは「あれは幽霊だ」と言っておびえ、恐ろしさのあまり叫んだ。イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ、恐れることはない」と言われた。マタイ 14:25~27  イエス様は、人性と神性の二性が密接に結合している神様である人でした。イエス様は、無限の知性と意志、有限の知性と意志、また、神の意...
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「いのちのパン」(聖日礼拝メッセージ 2021/09/05)

 今週からイエス様の神性について、聖書から教えていただきましょう。 イエス様は、様々な奇跡によってご自分が神であり、救い主であることを示し、主張されました(ヨハネ14:11)。また、五餅二魚の奇跡を通して、ご自分が私たちを養っておられることと、ご自分が永遠のいのちに至るいのちのパンであることを示して下さいました。 1.五餅二魚による五千人の給食  イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、パンを裂き、そして人々に配るように弟子たちにお与えになった。また、二匹の魚も皆に分けられた。彼らはみな、食べて満腹した。・・・パンを食べたのは、男が五千人であった。マルコ 6:41~44  イエス様は、少年が差し出した小さなお弁当を祝福して、五千人以上の大勢の人々を養われました。 2.いのちのパン  ・・・あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを...
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「イエス様はなぜ受肉されたのか」(聖日礼拝メッセージ 2021/08/29)

 先週は、受肉前のイエス様について見ました。今週は「受肉」です。計り知れない栄光に富んでおられたイエス様は、なぜわざわざこの地に降って来られ、卑しい人間の姿を取られたのでしょうか。  そこには私たちへの計り知れない愛がありました。 1.長期計画による受肉  アブラハムからダビデまでが全部で14代、ダビデからバビロン捕囚までが14代、バビロン捕囚からからキリストまでが14代となる。マタイ 1:17  イエス様の受肉は、天地創造前に計画され長い備えの期間がありました。 2.なぜ受肉されたのか 1)神様の約束、預言の成就:御子(救い主、王)の誕生の予告  キリストは、神の真理を現わすために、割礼のある者たちのしもべとなられました。父祖たちに与えられた約束を確証するためであり、また異邦人もあわれみのゆえに、神をあがめるようになるためです。ローマ 15:8,9 2)父なる神様を現わす...
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「受肉前のイエス様」(聖日礼拝メッセージ 2021/08/22)

 私たちは、天から地に降り、人々に仕え、愛と教えを説き、旧約聖書の約束を成就し、十字架と復活によって救いを成し遂げ、昇天されて神様を見える形で現してくださったイエス様のお姿を聖書によって知ります。  それでは受肉される前のイエス様はどのような働きをされていたのでしょうか。イエス様は、受肉の予表として色々な場面で働かれました。 1.創造主なるイエス様  イエスは彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに言います。アブラハムが生まれる前から、『わたしはある』なのです。」すると彼らは、イエスに投げつけようと石を取った。ヨハネ 8:58,59(ルカ 20:41~44)  神はモーセに仰せられた。「わたしは『わたしはある』という者である。」出エジプト 3:14  イエス様は、ご自身がモーセやアブラハム以前から存在し、天地の創造主・唯一の真の神と同一であることを主張されました。イ...
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「神様との和解」(聖日礼拝メッセージ 2021/08/15)

 私たちは、天地を創造され、私たちに命と愛と恵みを与えて下さった神様を無視し、逆らい、多くの罪を重ねて、神様に敵対していた者でした。 こんな私たちは、全てを正しく裁かれる神様と和解しなければ、永遠の滅びに投げ込まれる存在でした。しかし、幸いなことに、神様の方から和解の方法を備えてくださいました。 1.兄たちを赦したヨセフ  神が私をあなたがたより先にお遣わしになったのは、・・・大いなる救いによって、あなたがたを生き延びさせるためだったのです。・・・私をここに遣わしたのは、あなたがたではなく、神なのです。 創世記 45:7,8  あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。創世記 50:20  ヤコブは、12人の息子のうち、愛するラケルの子で年寄り子だったヨセフを特別に愛し、ひ...
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「神様の子に」(聖日礼拝メッセージ 2021/08/08)

 あなたは神様との関係において、現在自分がどんな立場にいるのか、意識したことがありますか。宇宙空間や社会に投げ出された孤児のような立場や罪に定められた者であれば、空しく悲しく絶望的です。しかし、イエス様は罪の赦しと同時に、私たちを「神様の子」にしてくださいました。  わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。ヨハネ 14:18 1.神の恵みを施そう  ダビデは言った。「恐れることはない。私は、あなたの父ヨナタンのゆえに、あなたに恵みを施そう。・・・」彼は礼をして言った。「いったい、このしもべは何なのでしょうか。あなた様が、この死んだ犬のような私を顧みてくださるとは。」・・・「・・・メフィボシェテは、いつも私の食卓で食事をすることになる。」Ⅱサムエル 9:7~10  ダビデ王と前王サウロの間には争いが続いていましたが、遂にダビデが勝利して全イスラエルを統治しました。ダビデはサウル...
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「恵みによる救い」(聖日礼拝メッセージ 2021/08/01)

 私たち人間は、自分の義と行いによって神様の要求に応えて基準をクリアできるので、神様は私たちを受け入れる義務があると考えます。しかし、それは自分たちの理屈でしかありません。私たちは、いくら努力をしても根本的に神様の義と聖の基準に達することはできません。 1.人間の傲慢  民はみな口をそろえて答えた。「私たちは主の言われたことをすべて行います。」それでモーセは民のことばを携えて主のもとに帰った。      出エジプト 19:8,24:3  私たち人間は、実に傲慢なものです。モーセに率いられ、多くの奇跡と神様の臨在を体験し、モーセを通して与えられた主の戒めと命令をすべて行いますと大見得を切っていても、あっさりと神様を捨てて偶像を自分たちの神々として祝い戯れました。人の行いはあてになりません。  「われわれに先立って行く神々を、われわれのために造ってほしい。」・・・それを鋳物の子牛に...
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「夜の訪問者ニコデモ」(聖日礼拝メッセージ 2021/07/25)

 クリスチャンはボーンアゲイン(born again)新生した者と言われます。今日のニコデモの経験は、私たちにも当てはまる経験です。ニコデモは、ユダヤ教のパリサイ派に属していました。パリサイ派は、神の戒め(トーラー)を一生涯守り抜くと神に誓約を立てた、ユダヤ教の中でも最も厳格な派です。いわば宗教的なエリート、ユダヤ人の指導者であり、学識・教養・地位・名声・権威を持っていた人たちです。また、彼は老年期に達していて、人生経験が豊かで、経済的にも豊か(クリスチャンになった後の姿:ヨハネ19:39)でした。 1.ニコデモは、なぜ「夜」に訪問したのか?  「夜」と書かれているのには理由があります。おそらく周りの人の目を恐れていたのでしょう。しかし、イエス様を旧約聖書の真理を教えてくれる教師として認めた上で、教えを請いにやってきました。彼はとても謙遜な人で、熱心な求道心を持っていました。  ...
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