礼拝メッセージ

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「何からの救い?」(クリスマス礼拝メッセージ2018/12/23)

あなたたちのために、きょう、ダビデの町に救い主がお生まれになった。そのかたこそ主なるキリスト〈メシヤ〉である。ルカ 2:11(詳訳) クリスマスは、私たちのためにお生まれになった救い主イエス様のお誕生をお祝いする日です。救い主であるイエス様は、私たちを何から救って下さるのでしょうか。 〔救いとは、ある状況(危険、困難、困窮、苦痛、悪)、束縛や支配などにある者に力を借し、そこから逃れられるように助けること。〕 1.罪からの救い このかたこそご自分の民をその罪から救われる〔すなわち、彼らが人生の真の目的と目標(神こそそれである)に達せず、またそれを見失うことのないようにされる〕からである。マタイ 1:21(詳訳) 罪とは「的はずれ」という意味です。Ⅰヨハネ3:4「罪とは律法に違反することです。」とあります。詳訳聖書では「罪を犯す〈罪の生涯を送っている〉者は、だれで...
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「イエス様を見つけます」(礼拝メッセージ2018/12/16)

あなたたちのために、きょう、ダビデの町に救い主がお生まれになった。そのかたこそ主なるキリスト〈メシヤ〉である。 あなたたちは、布にくるまって、飼い葉おけの中に寝かされているみどりごを捜し当てる。それが、あなたたちのためのしるしである〔それによって、あなたたちが彼を認めるのである〕」。     ルカ 2:11,12(詳訳) 主の御使いが主の栄光の光とともに、野宿をしている羊飼いたちのそばに立って、すべての人のために来られた救い主の誕生を知らせました。 1.飼い葉桶に寝ている赤ちゃん イエス様の時代とは言え、赤ちゃんを飼い葉桶に寝かせる人はいません。普通は暖かく柔らかい寝床に寝かせるでしょう。神様は、突拍子もないやり方を示して、羊飼いたちが迷わないで、すべての人々のためにお生まれになった救い主イエス様を知ることができるようにして下さいました。 私たちも聖書を通して、...
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「神様の熱心」(礼拝メッセージ2018/12/09)

ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に就いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これを支える。今よりとこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。  イザヤ 9: 6,7 預言者イザヤは、イエス様が誕生する約750年前に救い主イエス様の誕生を預言しました。その成就は、ルカの福音書2:11に記されています。そこには、あなたへの愛が満ちあふれています。 1.私たちのために 赤ちゃんとしてお生まれになった救い主イエス様は、誰のためでもない、あなたのためにお生まれになりました。神様のひとり子があなたに与えられました。何という驚き、何という光栄でしょうか。 2.イエス様...
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「神様の実現力と信仰」(待降節:アドベント)(礼拝メッセージ 2018/12/02)

神にとっては何事も決して不可能ではありません〈神から出ることばで、実現の力のないものは一つもありません〉。ルカ 1:37(詳訳) 今日からクリスマスまでの4週間は待降節(アドベント)です。クリスマスにちなんだみことばを思い巡らし、主イエス・キリストのご降誕を待ち望む期間です。 マリアは最初、御使いガブリエルの受胎告知のことばに戸惑い、否定しました。しかし、親類のエリサベツが高齢にも関わらず御使いのお告げどおりに妊娠し6ヶ月になっていることを聞いていたので、告げられた事実を受け入れることができました。 「主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」   ルカ1:45 1.マリアの場合 もし、マリアが主からの受胎告知のことばを最後まで受け入れなかったとしたらどうなっていたでしょうか。結婚前の望まない妊娠ということで、婚約者ヨセフや家族との関係が...
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「天の良いお父さん」(礼拝メッセージ2018/11/25)

もしあなたたちが、自分は悪い者であっても自分の子には良い〈有益な〉贈り物を与えることを知っているならば、まして天におられるあなたたちのみ父は〔完全であるから〕自分に求め続ける者に、良い〈有益な〉ものをお与えにならないということがあるだろうか。 それだから、なんでもほかの人から自分に〈自分のために〉してもらいたいと思うことは、ほかの人にも〈ほかの人のためにも〉また同じようにしなさい。それが律法と預言者〔の要約〕だからである。 マタイ 7:11,12(詳訳) イエス様は、私たちが不信仰に陥りやすく、神様に対して悪いイメージを抱きやすく、みことばの真理からはずれ、自己中心になって誠実に生きることをあっさりと放棄してしまうことをよくご存じなので、みことばに従って生きることの大切さを教え、励ましを与えて下さっています。 1.天のお父さんは良いお方 イエス様は、私たち人間の父(...
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「確信に堅く立つ者」(礼拝メッセージ2018/11/18)

私たちは〔あなたがたを〕支配する〈あなたがたの信仰を思いのままにする〉者ではなく、〈かえって〉あなたがたの喜び〔を増し加えるために〕同労者として〈あなたがたと共に働いているのです〉。なぜなら、あなたがたは、〔あなたがたの〕信仰〔すなわち、イエスがメシアであり、この〔かた〕を通して私たちは神の国において永遠の救いを得るということ〕についての、強い、しかし喜んで持っている確信〈信念〉に堅く立っているからです。Ⅱコリント 1:24(詳訳) パウロは、イエス様によって罪赦されて、救われた喜びと召命によって、伝道、教会設立、牧会にあたってきました。同胞と異邦人に仕え、自分が代わりに呪われてでも、皆に救われてほしいと命がけで働きました。 私たちにとって大切な喜び・信仰・働きとはどのようなものでしょうか。 1.増し加えるべき喜び ①イエス様によって救われた喜び あなたがたはイ...
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「中風の人のいやし」(礼拝メッセージ2018/11/11)

・・・イエスは彼らの信仰〔すなわち、ご自分を通しての神への信頼〕を見て、その麻痺した男に言われた、「子よ、あなたの罪は赦された〈取りのけられた〔すなわち刑罰が免除され、罪責の意識が除かれ、まっすぐにされて、神のみ前での正しい身分の者とされた〕」。・・・・・・・・  「この人はけがしごとを言っている。神おひとりのほか、だれが罪を赦す〈〔すなわち〕罪責を除き、刑罰を免除し、その代わりに義を与える〉ことができるのか」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  しかし、人の子が地上で罪を赦す権利〈権威、力〉を持っているということを、あなたたちがはっきり〈一点の疑いもなく〉知るために」(彼は麻痺した男に向かって言われた)。「私はあなたに言う、起きて、ふとんをかついで〈運んで〉家に帰りなさい。」・・・マルコ 2:1~12(詳訳) イエス様がペテロの家にいらっしゃるとのうわさに、大勢の...
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「ひたすら祈る」(礼拝メッセージ2018/11/04)

愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れないようにしなさい。 兄弟愛をもって互いに愛し合い、互いに相手をすぐれた者として尊敬し合いなさい。 勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。 望みを抱いて喜び、苦難に耐え、ひたすら祈りなさい。 聖徒たちの必要をともに満たし、努めて人をもてなしなさい。 あなたがたを迫害する者たちを祝福しなさい。祝福すべきであって、呪ってはいけません。 ローマ 12:9~14 私たちは神様の恵みによって救い出され、生かされている者として、へりくだって生きることを神様は望んでおられます(ローマ12:3)。へりくだってひたすら祈る人は、苦難の中でも神様の望みに目を留めて喜びながら歩むので、神様・教会・兄弟姉妹につまずくことはありません。祈りは人をへりくだらせます。ひたすらとは「ひとすじに、いちずに」の意味です。 1.愛する兄弟...
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「尊い信仰を受けた者」(礼拝メッセージ2018/10/28)

ペテロは、一度は保身のためにイエス様を三回も強く否定しました(マタイ26:69~75)。そんなペテロは初代教会のリーダーとして歩み続け、今、激しい迫害が迫る中、殉教を目の前にしてイエス様と信仰のすばらしさ、私たちの歩むべき道を示しています。 イエス・キリストの召使いであり、宣教者であるシモン・ペテロから、同じ信仰の持ち主である皆さんへ。ここで言う信仰とは、神であり救い主であるイエス・キリストから与えられたものです。それは、なんと尊いものでしょう。また、その信仰を与えてくださるキリスト様は、なんと正しく、なんと恵み深いお方でしょう。 Ⅱペテロ 1:1(LB訳) 1.イエス様の義による信仰 ペテロは自分のことを「イエス様のしもべ、召使い」と紹介しています。これは口先のことではなく、自分の醜さとイエス様のすばらしさを良く知っているゆえに出た言葉です。この計り知れない祝福を秘...
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「もの言うロバ」(礼拝メッセージ2018/10/21)

旧約聖書は、今を生きる私たちのために書かれています。 出エジプトを果たし、約束の地カナンを目指すイスラエルの民は、エリコの対岸、モアブの野に宿営しました。モアブの王バラクは、彼らの数と今までの快進撃のうわさを聞いて恐れ、はるばる500km先のペトルから占い師バラムを招き、呪いによってイスラエルに勝利しようとしました。 神はバラムに言われた。「あなたは彼らと一緒に行ってはならない。また、その民をのろってもいけない。その民は祝福されているのだから。」   民数記 22:12 1.主はロバにものを言わせるお方 占い師バラムは、バラク王から依頼を受けますが、「行ってはならない」とはっきり主の命令を受けていました。それでも彼は、報酬に目がくらみ、何度も主のみこころを求めます。主はとてもユニークな方法で彼の行動にブレーキを掛けました。 主がろばの口を開かれたので、ろばはバラ...
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