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礼拝メッセージ 「人々に仕えるしもべ」(礼拝メッセージ20200503)
マルコの福音書は、ペテロの弟子である青年マルコによってAD50年代前半に書かれました。福音書の中で最も短く、最初に書かれたとされています。ローマ人(異邦人)を対象として書かれ、教えよりもイエス様の行動が簡潔、明快、単純、躍動的に描かれています(山上の垂訓、長い説教の大部分が省略されています)。
イエス様が人々に仕え、人々を救うためにご自分のいのちを与えられた「しもべ」であることを主題としています。
1.人々に仕えられたイエス様
マルコの福音書は、マタイやルカの福音書と違いイエス様の系図や誕生の記事を省き、バプテスマのヨハネの記事から始まっており、イザヤによって預言された、荒野で叫ぶ声であるヨハネが宣べ伝えたイエス様こそメシヤであり神の子であることを示しています。
マルコは、「すると、すぐに、さっそく」などのことばを多用してイエス様の行動といやし(奇蹟)を次々に紹介し...
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礼拝メッセージ 「主を愛しなさい」(礼拝メッセージ2020/04/26)
マタイの福音書は、マタイが同胞ユダヤ人に「旧約聖書で預言されていた王なるメシヤ、イエス・キリストの到来」を知らせるために書かれました。そして、世界中のすべての人々に対して救い主イエス様・信仰・教会・天の御国について教え、私たちが歩むべき道を示しています。
1.メシヤ預言の成就
マタイは、最初にイエス様の系図を記すことによって「アブラハムの子孫」「ダビデ王家の子孫」であること、メシヤであり王であるイエス様が、すべての権威(罪の赦し、病気の癒し、悪霊の追い出し、死人のよみがえり、復活)を持っておられることを示しています。
・ダビデの王座 詩篇110:1 ⇒ マタイ22:44
・三日目のよみがえり 詩篇16:10,11 ⇒ マタイ16:21,20:19
2.当時の人々の信仰
1)神殿と会堂:神殿では祭司と神殿仕え人により、旧約時代から伝わっ た犠...
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礼拝メッセージ 「取税人マタイ」(礼拝メッセージ2020/04/19)
新約聖書の最初は「マタイの福音書」です。この福音書のテーマは「王なるメシヤとしてのイエス」「旧約聖書で預言され、約束されていた救い主イエスの到来」です。この福音書では、「天国」という言葉を多用し、「山上の垂訓、再臨と終末の教え」の全体が収録されています。
1.取税人マタイ
「マタイ」という名は「主の贈り物」という意味で、「アルパヨの子レビ」とも呼ばれています。マタイは自分の名前の前に「取税人」と記しています。当時、ローマの支配下にあったイスラエルでは、取税人は敵国ローマの手先、権力をかさに着て不正な搾取を行う輩、人々の侮蔑の対象でした。そんなマタイはイエス様の招きに即座に従いました。
イエスはそこから進んで行き、マタイという人が収税所に座っているのを見て、「わたしについて来なさい」と言われた。すると、彼は立ち上がってイエスに従った。・・・「・・・わたしが来たのは、正し...
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礼拝メッセージ 「大切なイースター」(イースター礼拝メッセージ2020/04/12)ヨハネ 11:1~11:46
四福音書で、主イエスの最後の1週間を扱った記事に多くのページが割かれています(別資料参照)。主イエスが歩まれた十字架と復活の歩みを一緒にたどることはとても大切です。
【背景】ヨハネが福音書を書かなければならなかった理由
イエス・キリストの十字架と復活はAD30年頃です。それから60年以上経過して福音はすでに当時の世界に浸透しており、使徒パウロの宣教は終わり、エルサレム神殿は崩壊し、ユダヤ人は離散を余儀なくされていました。異邦人クリスチャンは迫害や異端との戦いを迎えつつありました。
すでに共観福音書が書かれていたにもかかわらず、ヨハネが是が非でも書かねばならなかったのは主イエスの十字架と復活です。100歳近い老練なヨハネが、7つのしるしの最後の記事でラザロの生き返りの奇跡を記し、「主イエスこそいのち」なのだと取り上げた書がヨハネの福音書です。
【神のグッドタイミング】愛...
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礼拝メッセージ 「イエス様の模範に倣う幸い」(礼拝メッセージ2020/04/05 棕櫚の主日、受難週)
今日は棕櫚の主日、今週は受難週です。受難週はエルサレム入城から始まり、宮きよめ、宮での最後の説教、最後の晩餐、ユダの取引、ゲッセマネの祈り、弟子たちの離散、審判と磔刑まで様々な出来事がありました。
イエス様は身命(しんめい)を投げうって救いを完成して下さいました。
1.釈放されたバラバ
ところで、ピラトは祭りのたびに、人々の願う囚人一人を釈放していた。そこに、バラバという者がいて、暴動で人殺しをした暴徒たちとともに牢につながれていた。・・・
それで、ピラトは群衆を満足させようと思い、バラバを釈放し、イエスはむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。 マルコ 15:6~15
ローマの総督ピラトはユダヤ人に死刑判決を出すことができる立場にありましたが、イエス様に死刑に相当する罪を見出すことができず、釈放するために努力しました。しかし、祭司長や群衆の声に押...
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礼拝メッセージ 「主の名を恐れる者には」(礼拝メッセージ2020/03/29)
マラキ書は旧約聖書の最後の書で、年代はBC460~430年頃のものと考えられ、マラキは、エズラ、ネヘミヤの改革に与ったようです。「マラキ」は「わたしの使者」の意です。民は、預言者ハガイ、ゼカリヤに励まされて神殿を再建しましたが、預言されていた王国の希望・栄光・繁栄は実現せず、かえって凶作になり、それらに失望して不信仰になっていました。
マラキは、民の不信仰と不誠実な生き方を糾弾し、悔い改めて主に聞き従うように勧めます。そして、来るべきメシヤと先ぶれとなるバプテスマのヨハネの現れの希望を預言しました。
1.冷え切った神様への愛
神様は、マラキを通してご自身の変わらない「選びの愛」を宣言します(マラキ 1:1~3)。しかし、神様の愛とは裏腹に人々の神様に対する心は冷え切っていました。厚顔無恥な民は、神様の指摘に対して「自分たちはちゃんとやっている」とうそぶきます。
主は...
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礼拝メッセージ 「希望のイエス様」(礼拝メッセージ2020/03/22)
ゼカリヤは祭司の出で、ハガイと同時代に捕囚から帰還した民に対して、悔い改めて恐れずに神様に仕えるように励ました預言者です。「ゼカリヤ」の名には「神は覚えておられる」との意味があります。
ゼカリヤ書には、「8つの幻」「8つのメシヤ預言」「将来の希望」があり、新約聖書にメシヤ預言の成就が記されています。
1.幻と励まし
ゼカリヤ書にはダニエル書やエゼキエル書と同様の「幻」が記されています。これらの「幻」は、イスラエルを圧迫する敵と偶像の滅亡、エルサレムの再建・回復、メシヤの到来、平和と繁栄の到来、神殿の完成などの意味が含まれています。
①世界を巡視する4人の騎手(ゼカリヤ 1:7~17)
②4つの角と4人の職人 (ゼカリヤ 1:18~21)
③測り綱 (ゼカリヤ 2:1~13)
④祭司長ヨシュア (ゼカリヤ 3:1~10)
⑤...
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礼拝メッセージ 「選びの祝福」(2020/03/15)
旧約聖書最後の3巻ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書は捕囚からの帰還後、エズラ・ネヘミヤの時代のものです。
ハガイは、バビロン捕囚となったイスラエル人の子として生まれ、ペルシア帝国キュロス王の勅令(BC538)によってエルサレムに帰還しました。帰還した人々は神殿の再建を始めましたが、妨害と冷淡さによって15年間の中断を余儀なくされました。ハガイは、指導者の総督ゼルバベルと大祭司ヨシュア、民を主のみことばによって励まし、ついに神殿はBC516に奉献されました。預言のメッセージは4回①~④にわたって告げられました。
1.再建の呼びかけ
①・・・見よ。得たものはわずか。・・・それは、廃墟となったわたしの宮のためだ。あなたがたがそれぞれ、 自分の家のために走り回っていたからだ。ハガイ 1:2~15
ハガイは、主の宮の再建が土台だけで中断し放置されている現状と人々が自分の家を第一...
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礼拝メッセージ 「わざわいを恐れない」(礼拝メッセージ2020/03/08)
ゼパニヤは、南ユダ王国のヨシヤ王(BC640~609)の時代の預言者で、ヒゼキヤ王の玄孫(やしゃご)にあたり、エレミヤと同時代に活躍しました。彼が預言したのはBC587のバビロンによる南王国ユダのエルサレム滅亡前の数十年間です。その預言は、ヨシア王の大宗教改革(BC621)に大きな励ましを与えたと考えられています(Ⅱ歴代誌 34,35章)。
ゼパニア書には、主のさばきの日、諸国民の滅亡、エルサレムの罪と救いと希望について記されています。
1.主のさばきの日の預言
ゼパニヤはユダ王国の罪、特に政治的・宗教的指導者の不信仰と不正・悪事、民の偶像崇拝、諸国の高ぶりを強い口調で断罪し、来たるべき主のさばきを宣告します。
1)スクテヤ人の侵入(BC626、南ロシアの野蛮民族)
2)バビロンによる捕囚(BC587)
3)終末の主の日
・・・その場所からバアルの残りを...
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