礼拝メッセージ

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「主の名をみだりに口にしてはならない」(礼拝メッセージ2018/07/22)

今日のみことばは、十戒の第三戒「主の名をみだりに口にしてはならない」です。 国語的にみだりに【妄りに・濫りに・猥りに】は次のことを意味します。 ①  分別なく行うさま。 「~口出しをするな」 ②  正当な理由や資格もなく行うさま。 「~立ち入ることを禁ず」 悪のために(自分中心的事柄のために)、偽りのために、むなしいことのために、主の御名をみだりに唱えてはなりません。 主の名をみだりに口にするとは、次の3つの意味があります。 1.偽りの誓い あなたがたは、わたしの名によって偽って誓ってはならない。そのようにして、あなたの神の名を汚してはならない。わたしは主である。 レビ19:12 2.主を悪く言う だれでも誘惑されているとき、神に誘惑されていると言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑することもあり...
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「すべてのことにおいて感謝」(礼拝メッセージ2018/07/15)

万事について〔神に〕感謝しなさい〈環境がどのようであっても、感謝深くあり、感謝をささげなさい〉。というのは、それはキリスト・イエスにあるあなたがたに対する神のみこころであり〔キリストはそのみこころの啓示者または仲介者であられる〕からです。 Ⅰテサロニケ 5:18(詳訳) クリスチャンの根本的な態度として「いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感謝しなさい。」と勧められていますが、私たちは「いつもいつもそんなことはできない。難しい時の方が多いですよ」と反論し、できない自分に失望してしまいます。 神様は、根拠なく私たちにできないことを命じておられるのでしょうか。そうではありません。それは神様のみこころであり、イエス様によって実証済みですし、私たちにとって信仰による最善の生き方です。 1.悪意を捨てる(Ⅰテサロニケ 5:12~15,22) 1)指導者への尊敬 ...
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「良い忠実なしもべとは」(礼拝メッセージ2018/07/08)

彼の主人は彼に言った、『みごとだ。おまえはまっすぐな〈りっぱな、感心な〉そして忠実なしもべだ。おまえは少しのものについても忠実であった。〈信頼できる者であった〉。私はおまえに多くのものを管理させることにする。主人の〔喜ぶ〕喜び〈歓喜、幸福〉にはいれ〈をともにせよ〉』。       マタイ 25:21(詳訳) イエス様は、天の御国を「十人の花嫁」と「旅に出る主人」にたとえました。ここでは、神様から各人に預けられている「主の財産」を、終末に備えて正しく管理・運用するように勧めています。神様の信頼に応えて忠実に管理したか、不信仰で働かず管理を怠ったか、すべてを清算する日が来ると告げています。 1.主の財産 1)どんなもの? 能力、経験、時間、賜物、財産、職務、社会的信用など。 2)能力に応じて 主はみこころのままに、各人にふさわしいタラント(財産)を託して下さ...
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「神様を証しするもの」(礼拝メッセージ2018/07/01)

だれもまだ神を見たことはない。ただひとりの比類のないみ子、ひとり子の神、み父のふところにおられる〔すなわち父に最も身近におられる〕かた、そのかたが神を現わされた〈啓示された、目に見えるように現わされた、神を説き明かされた《知らされた》〉。ヨハネ 1:18(詳訳) 1.啓示の神様 1)自然による啓示 神の、目に見えない性質、すなわち神の永遠の力と神性は、世界が創造されたときから被造物を通して知られ、はっきりと認められるので、彼らに弁解の余地はありません。ローマ 1:20 2)聖書による啓示 あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って、聖書を調べています。その聖書は、わたしについて証ししているものです。  ヨハネ5:39 3)ご自身を啓示(神様を見た人) ハガル(創世記16:13)、ヤコブ(創世記32:30)、モーセ、アロン、ナダブ、アビフ、70人の長老...
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「自由を得させるために召された」(礼拝メッセージ2018/06/24)

兄弟たち。あなたがたは自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉(利己心のための※詳訳)の働く機会としないで、愛をもって互いに仕え合いなさい。 ガラテヤ 5:13 1.与えられた自由 1)何からの自由なのか 私たちは自由を与えられるために救われました。以前は何に束縛され、何の奴隷になっていたのでしょうか。罪・お金・欲望・憎しみ・悪意・自己中心・周りの評判・善行・自己満足・自分の理想などです(ローマ1:29~31)。それらの束縛からイエス様は解放して下さいました。 2)ガラテヤ教会の場合 ガラテヤの兄弟姉妹は、忍び込んできたニセ教師、ユダヤ主義者たちによって惑わされ、イエス様が与えて下さった信仰による義を否定し、行ないによる義、ユダヤ教の儀式やおきての奴隷となってしまいました。 キリストは、自由を得させるために私たちを解放してくださいました。で...
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「イエスの立派な兵士!」(礼拝メッセージ2018/06/17)

オンヌリ教会日本宣教師 ナ・ムンチェ師 そこで、わが子よ、キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。 多くの証人たちの前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。 キリスト・イエスの立派な兵士として、私と苦しみをともにしてください。                     Ⅱテモテ 2:1~3 1.イエスの恵みによって強くなる 1)救われた恵み あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。 エペソ2:8 2)失敗しても立ち返えられる恵み もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。Ⅰヨハネ1:9 3)私の中に臨んで共におられる恵み 見よ。わたしは、世の終りま...
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「神様の前に静まる」(礼拝メッセージ2018/06/10)

神である主の前に静まれ。主の日は近い。  ゼパニヤ書 1:7(2版) 静まって、神様の前に立て。恐ろしい審判の日がくるからだ。(LB訳) ゼパニヤは南王国ユダ陥落(BC587)の数十年前に活躍し、ヨシヤ王の宗教改革(BC621)に影響を与えたと考えられています。彼の預言は、主を捨て、偶像礼拝に熱心な者、主に従うことをやめた者、主を尋ね求めない者に対するさばきの預言でした(ゼパニヤ1:4~6)。 主はご自身の前に静まって待ち望むように命じられました。 1.静まるとは 1)色々と御託を並べない 傲慢になって自分勝手な言い分をくどくどと言い立てていると、静まることはできません。 2)心を整える 一旦落ち着きひと呼吸置いて、自分は何に心を騒がせ、何を不安に思い、なぜ落ち着かずにいるのか、客観的に見てみましょう。 3)主の存在を認める しかし主は...
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「イエス様を知っていることのすばらしさ」(礼拝メッセージ2018/06/03)

しかし、以前、非常に価値があると思っていたこれらのものを、今ではことごとく捨ててしまいました。それは、ただキリスト様だけに信頼し、キリスト様だけに望みをかけるためです。そうです。主であるキリスト・イエスを知っているという、途方もなくすばらしい特権と比べれば、ほかのものはみな、色あせて見えるのです。私は、キリスト様以外のものは、がらくた同然にみなし、全部捨ててしまいました。それは、キリスト様を自分のものとするためであり、また、もはや、良い人間になろうとか、おきてに従って救われようとか考えるのはやめて、ただキリスト様を信じることによって救われ、キリスト様と結ばれるためです。・・・ピリピ3:7~9(リビングバイブル訳) けれども、私は、自分に益を与えるものであったような以前持っていたもののすべてを、キリストのために、私にとっては〈一括して〉損失であると考えるようになりました。それどころ...
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「パン裂き」(礼拝メッセージ2018/05/27)

教会堂の中心に十字架があり、礼拝の中心には聖餐があります。聖餐は、この目をもってパンとぶどう酒を見るように、私たちの罪のために十字架の上で死なれた贖い主を信仰の目をもって見るためです。信仰がないと、ただの食べ物としてのパンとぶどう酒になってしまいます。 1.聖餐と過ぎ越しの祭りとの関係 イスラエル人たちは奴隷の身分からの解放という歴史的事実を記憶し続けるために、わざわざ種を入れないパンを作って食べる祭りを毎年繰り返しました。 主は、その過ぎ越しの食事の場を選んで聖餐を制定され、聖餐に過ぎ越しと同じ意義があることを伝えられたと考えられます。小羊の血がイスラエルを救ったように、神の小羊・主イエス様の血は、信じるすべての罪人を救うことになりました。 2. 「主の食卓(The Lord's Table)」と「主の晩餐(The Lord's Supper)」の関係 ...
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「御霊の満たし」(礼拝メッセージ2018/05/20)

主イエス様は、私たちの罪のために十字架で死なれ、葬られ、三日目によみがえられました。その後、40日間弟子たちに復活を証しされて天に帰られました。その時イエス様は、弟子たちに「父の約束を待つように、世界中でキリストの証人になるように」と告げられました。(使徒1:4,5,8) 1.ペンテコステ(五旬節)の出来事 イエス様の昇天後、弟子たちが集まって祈っていたところ、聖霊様が一人ひとりに臨み、彼らは人々に外国語で福音を宣べ伝えました。 ユダヤ人もいれば改宗者もいる。またクレタ人とアラビア人もいる。それなのに、あの人たちが、私たちのことばで神の大きなみわざを語るのを聞くとは。」  使徒 2:11 2.聖霊様の働き 聖霊様は、三位一体の第三位格である神様ご自身です。アタナシウス信条に「われらは唯一の神を三位において、三位を一体において礼拝する。しかも位格を混同す...
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