礼拝メッセージ

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「わたしはある。」(礼拝メッセージ2016/06/26)

真の神様は「啓示」の神様です。私たちがいくら努力をしても頭をひねっても、神様がご自身を啓示して下さらなければ、神様を正しく知ることはできません。 神はモーセに仰せられた。「わたしは、『わたしはある。』という者である。」また仰せられた。「あなたはイスラエル人にこう告げなければならない。『わたしはあるという方が、私をあなたがたのところに遣わされた。』と。」出エジプト3:14 神様は、モーセを遣わす時にご自身を紹介するにあたって、『わたしはある。』(『あらゆる存在の根源である。』:現代訳、『生ける神、創造者』:LB訳、『有って有る者』:協会訳)、さらに『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神』と表現されました。イスラエルにとって、先祖の神であり、現在の神であることを示しています。 「存在していた(過去)。存在している(現在)。存在を続けるであろう(未来)。」という意味で、神...
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「あなたを良くして下さる方」(礼拝メッセージ2016/06/19)

主イエス様がどれほど私たちひとりひとりに、良くして下さったか、良くして下さっているか、本当に忘れがちです。特に、現状が自分の思い通りに行っていないと思っている時は、主の憐れみと恵みの中にありながら不平不満のゆえに、たくさんの良いものを見失っています。 ①どこから救われたのか 私たちも以前は、愚かな者であり、不従順で、迷った者であり、いろいろな欲情と快楽の奴隷になり、悪意とねたみの中に生活し、憎まれ者であり、互いに憎み合う者でした。しかし、私たちの救い主なる神のいつくしみと人への愛とが現われたとき、神は、私たちが行なった義のわざによってではなく、ご自分のあわれみのゆえに、聖霊による、新生と更新との洗いをもって私たちを救ってくださいました。      テトス 3:3~5 ②不従順の時にも 主は情け深く、正しい。まことに、私たちの神はあわれみ深い。主はわきまえの...
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「主を知ることを求める」(礼拝メッセージ2016/06/12)

わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜ぶ。ホセア 6: 6 ホセアは、紀元前8世紀の預言者で、アッシリヤによるサマリヤ陥落前までの40年間、北王国イスラエルに対して預言しました。彼は、主を知ろうとせず、罪を重ねるイスラエルの民に対して、警告と勧めを与えました。 主は、民に対して懲らしめを与えて罪を悟らせ、そこから回復して下さる方です。しかし、民は祭司らも強盗、姦淫、偶像礼拝の罪から離れず、形式的な礼拝で主に応えていました。  主は、誠実(契約の愛)と主を知ることを一番望んでおられます。(祭儀を否定しているのではなく、誠実の伴わない祭儀を喜ばない)主は、ご自身を求める者にご自身を現し、祝福を増し加えて下さいます。 私たちは、知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。主は暁の光のように、確かに現われ、大雨のように、私たちのところ...
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「何から私たちは救われるべきか?」(礼拝メッセージ2016/06/05)

主イエス様は、私たちを救うために来て下さいました。それでは、主イエス様は、私たちを何から救って下さったのでしょうか。主イエス様の宣教開始の第一声はこうです。 この時から、イエスは宣教を開始して、言われた。「悔い改めなさい〈すなわち、心を善いほうに変え、あなたたちの過去の罪を憎んで心底から行ないを改めなさい〉。天の御国が近づいたから。」 マタイ 4:17〈 〉は詳訳聖書 主イエス様は、悔い改めと信仰によって私たちを救って下さいました。「天の御国(神の国)」が近づいたから悔い改めて、これに入るように命じておられます。 「天の御国(神の国)」とは、神様の支配・統治を意味します。迷い出た私たちが(ルカ19:10)、神様の下へ帰り、関係が回復し、イエス様への信仰に基づいて、神様への服従の生活を送るようになることです。 救いとは、罪(目標をはずす、契約違反、神の像を失っている...
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「苦しみの人」(礼拝メッセージ2016/05/29)

私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。     ヘブル 4:15 戯曲「奇跡の人」と聞けば、ヘレン・ケラーの生涯と誤解している人が多いと思いますが、実は、ヘレン・ケラーの家庭教師アン・サリバン先生のことを指しています。彼女は、マサチューセッツ州でアイルランド移民の貧しい農家の娘として生まれ、幼くして母を亡くして弟と救貧院に移り住みました。その後、弟を結核で亡くし、自分は目の病気で盲目になり鬱状態になりましたが、聖書に触れて変えられました。手術によりある程度視力が回復し、後にヘレン・ケラーの家庭教師となり、三重苦を克服させました。彼女の経験が生かされました。 私たちもそれぞれ弱さや試練、信仰の苦しみ、大変さを経験することがあります。しかし、幸いなことに私たちの救い主イエス様...
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「主のしもべとはしため」(礼拝メッセージ2016/05/22)

『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し〈神のみ旨を告げ〉、青年は〈神が与える〉幻を見、老人は〈神の示しによる〉夢を見る。その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する〈神のみ旨を告げること、特に神の国に関する未来のできごとをあらかじめ告げること〉。  使徒 2:17,18〈 〉内は詳訳聖書 神様は救い主イエス様を信じるすべての者に、聖霊様を与えて下さいました。特に、ペンテコステの時には、旧約聖書ヨエル書2:28~32で預言されたことが成就し、聖霊様とエクレシア(希語:兄弟姉妹の集まり、定められた資格を持つ者が呼び出され、集められた集会、教会)の時代が始まりました。 聖霊様は神性と人格を持っておられ、私たちにとって、助け主(ヨハネ14:16,15:26)、イエス様を証しされる方(ヨハネ...
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「聖霊様に満たされる」(ペンテコステ)(2016/05/15)

ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜わったものを、私たちが知るためです。   Ⅰコリント 2:12 神様は私たちの考えをはるかに超えたお方です。私たちひとりひとりに命を与え、必要なものをすべて備えて下さっています。救い主イエス様による救いを与え、その後、クリスチャンとして生きていくために聖霊様を与えて下さいました。 聖霊様は、神様の特性〔永遠(ヘブル9:14)・遍在(詩139:7)・全知(Ⅰコリント2:10,11)・全能(ルカ1:37)〕を持ち、人格的なお方〔知性(Ⅰコリント2:11)・意思(Ⅰコリント12:11)・感情(ローマ15:30)〕です。私たちを新生させ(テトス3:5)、私たちに内住し(Ⅰコリント3:16)、私たちを満たして(エペソ5:18)下さいます。また、不思議なことをなさる方です(使徒8:...
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「真理に歩む」(礼拝メッセージ2016/05/08)

愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。兄弟たちがやって来ては、あなたが真理に歩んでいるその真実を証言してくれるので、私は非常に喜んでいます。私の子どもたちが真理に歩んでいることを聞くことほど、私にとって大きな喜びはありません。   Ⅲヨハネ 2~4 使徒ヨハネは、ガイオ兄弟(伝承によればペルガモ教会の指導者)にこの手紙を送りました。ヨハネは、ガイオが「真理に歩んでいる」ことを大変喜んでいます。あなたは、兄弟姉妹についてどのような情報を聞いたら喜ぶでしょうか。 彼の歩みとはどんな歩みだったのでしょうか。 1)主の働き人をもてなしている。 2)主の働き人の必要を満たしている。 3)主の働き人の同労者となっている。 彼は、働き人をイエス様のように扱いました。自分自身もイエス様の働きに与りたい...
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「主イエス様の御心」(礼拝メッセージ2016/05/01)

私たちは、愛する主イエス様に罪をきよめていただいて、永遠の刑罰・滅びから救っていただきました。今、自分自身のご主人様、最も愛する方・信頼する方、命より大事な方として仕えさせていただいています。 しかし、そのお方の御心をどの程度知っているでしょうか。どの程度共有させていただいているでしょうか。私たちが考えていること、優先させていることは、主イエス様の考えと合っているのでしょうか。 1)イエス様の望み 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。 Ⅰテモテ 2: 4 自分の平安、祝福、願望の成就などを求めていないでしょうか。 2)イエス様が重視される点 しかし主はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」  Ⅰサムエル16: 7...
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「心の偶像を慕う心」(礼拝メッセージ2016/04/24)

「人の子よ。これらの者たちは、自分たちの偶像を心の中に秘め、自分たちを不義に引き込むものを、顔の前に置いている。わたしは、どうして彼らの願いを聞いてやれようか。            エゼキエル 14: 3 それは、彼らがわたしの定めをないがしろにし、わたしのおきてを踏み行なわず、わたしの安息日を汚したからだ。それほど彼らの心は偶像を慕っていた。        エゼキエル 20:16 イスラエルの長老たちは、預言者エゼキエルの前に、主の御心を求めてやって来ました。しかし、主は、彼らの願いを聞き入れませんでした。不義と偶像礼拝を捨て、悔い改めてから来るようにと告げられました。主は常に契約を結んだイスラエルの民に対して、誠実を尽くされました。 1)エジプトから救い出し、約束の地に導き入れた。 2)平安に生きる道を教えた。 3)道から外れそうになった時に注意を与え、哀れみ...
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